肋間神経痛

肋間神経痛とは

肋間神経痛とは、背骨から肋骨に沿って走る肋間神経が何らかの原因で刺激や圧迫を受けることで、胸部や脇腹、背中にかけて鋭い痛みやしびれを引き起こす症状です。

痛みは片側に現れることが多く、針で刺されたような痛みやピリピリとした電気が走るような感覚が特徴です。

医療機関の外来患者統計によると、胸痛を訴える患者のうち約4.2%が肋間神経痛と診断されています。これは総外来患者数の約0.34%に相当します。

特に働き盛りの年代に多く見られますが、どの年齢層にも発症する可能性があり、当院にも肋間神経痛でお悩みの方がたくさん来院されています。

肋間神経痛を放置すると、痛みの範囲の拡大や呼吸時の痛みを感じるようになることがあり、寝返りをするたびに痛みが増幅され、睡眠不足や食欲低下につながる場合があります。

さらに、長期化すると慢性痛へと移行するリスクが高まり、痛みを我慢することで血流が悪化し、筋肉の過緊張や神経への負担増加によって症状が悪化します。

身体能力の低下も懸念され、痛みによる動作制限から筋力低下、呼吸機能の低下、身体バランスの崩れなどが起こり、全身の健康状態に悪影響を及ぼします。

肋間神経痛の原因

開院以来、当院には肋間神経痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、肋間神経痛の原因はひとつではないということです。

肋間神経痛を引き起こす原因として次のものが挙げられます。

肋間神経痛は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされています。

複数の原因が積み重なり、体本来の回復力が追いつかなくなったときに、肋間神経痛という症状が発生しやすくなります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

これまで改善しなかったとしても諦める必要はありません。肋間神経痛は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

肋間神経痛の対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

一時的な効果にとどまることが多く、根本的な解決にならない場合があります。長期使用による副作用や依存性のリスクがあります。

抗ウイルス剤

帯状疱疹の場合、抗ウイルス剤は発症初期に使用しないと効果が限定的です。

神経ブロック治療

効果は一時的で、繰り返し治療が必要になることがあります。

運動療法・リハビリテーション

効果が現れるまでに時間がかかります。適切な指導なしに行うと、症状を悪化させる可能性があり、継続的な取り組みが必要で、日常生活に組み込む工夫が求められます。

肋間神経痛を改善するために

まずはあなたの肋間神経痛の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、肋間神経痛の改善だけにとどまらず全身の問題と捉え、体本来の回復する力である自然治癒力を最大限引き出す施術を行います。

当院の特徴

熟練した院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

どこへ行けば良いか分からないといった方、これまで色々な治療で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

肋間神経痛のQ＆A

肋間神経痛は自然に治りますか？

軽度の場合は適切な休息と生活習慣の改善で自然に治ることもありますが、原因によっては専門的な治療が必要です。特に帯状疱疹が原因の場合は早期治療が重要で、放置すると慢性化するリスクがあります。

肋間神経痛の人がやってはいけないことは？

重いものを持つこと、過度な運動（特に体をねじる動き）、同じ姿勢での長時間作業は避けるべきです。また、痛みを我慢して放置することも症状悪化の原因となるため、早めの対処が大切です。

肋間神経痛はどの診療科を受診すべきですか？

まずは内科や整形外科を受診するのが一般的です。症状によっては神経内科や麻酔科（ペインクリニック）、整体やカイロプラクティックなどの選択肢もあります。原因不明の胸痛は循環器内科での検査も重要です。

肋間神経痛と心臓の病気はどう見分けるのですか？

自己判断は危険なので、胸痛は医師の診断を受けましょう。

肋間神経痛の痛みはどのくらい続くものですか？

原因や個人差によりますが、適切な治療を受けた場合、数日から数週間で改善することが多いです。帯状疱疹が原因の場合は1～3ヶ月、慢性化すると半年以上続くこともあります。

肋間神経痛に効果的なストレッチや運動はありますか？

胸を広げる腕回し運動や、深呼吸を意識したストレッチが効果的です。ただし、痛みが強い時は無理をせず、専門家の指導のもとで行うことをお勧めします。

肋間神経痛は再発しやすいですか？

原因となる生活習慣や姿勢の問題が改善されない場合、再発しやすい傾向があります。ストレス管理、適切な姿勢の維持、定期的な運動が再発予防に重要です。

肋間神経痛と帯状疱疹の関係は？

帯状疱疹ウイルスが肋間神経に感染すると、激しい神経痛を引き起こします。特に免疫力が低下している時に発症しやすく、早期の抗ウイルス治療が重要です。皮膚に発疹が出ない「無疱疹性帯状疱疹」もあります。

デスクワークが多い場合、予防法はありますか？

定期的な姿勢チェックと休憩、デスクの高さ調整、背筋を伸ばす意識、1時間に1回の軽いストレッチが効果的です。また、適度な運動や入浴で血行を促進することも大切です。

肋間神経痛の症状が出たらすぐに病院に行くべきですか？

2～3日痛みが続く場合や、痛みが強い場合は早めに受診することをお勧めします。特に呼吸困難や発熱を伴う場合、突然の激痛がある場合は緊急性が高いため、すぐに医療機関を受診してください。

肋間神経痛で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックと肋間神経痛は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

肋間神経痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

驚くほど改善しています