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姿勢矯正にピラティスが効く3つの理由と限界

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「最近、ピラティスが姿勢に良いって聞いたけど、本当のところどうなんだろう?」そう思って調べている方は、今とても多いと感じています。SNSやテレビでピラティスが取り上げられることが増え、姿勢が気になる方にとっては気になる存在になっているようですね。

当院でも姿勢矯正のご相談で来院される方から、「ピラティスと整体はどう違うのか」「組み合わせた方がいいのか」といったご質問をいただくことが増えてきました。

今回は、20年以上にわたって3万人を超える施術実績を積んできた立場から、ピラティスと姿勢改善の関係について、できるだけわかりやすくお伝えしたいと思います。

院長:真崎

ピラティスは姿勢を整えるうえで非常に優れたアプローチのひとつです。でも「なぜ効くのか」「どんな人に向いているのか」をきちんと理解せずに始めると、期待した結果が出ないケースも少なくありません。このページではその本質を丁寧にお伝えします

目次

そもそもピラティスとはどんな運動なのか

ピラティスは、20世紀初頭にドイツ人のジョセフ・ピラティスが開発した身体鍛錬法で、インナーマッスル(深層筋)を中心に鍛えることで、身体の土台となる体幹を整えることを目的としています。ヨガに似た印象を持たれる方も多いのですが、より機能的・解剖学的なアプローチに基づいており、リハビリの世界でも取り入れられてきた歴史があります。近年、日本でも都市部を中心にマシンピラティスのスタジオが急増しており、30代・40代の女性を中心に広く支持されています。

ヨガとの違いは「体幹の機能強化」にある

ヨガが柔軟性の向上や精神的な安定を主な目的とするのに対し、ピラティスは身体の「使い方」と「連動性」を改善することに重点を置いています。姿勢に関わるインナーマッスルに直接アプローチできるため、姿勢を整えるという意味では非常に理にかなった運動だと言えます。

マシンピラティスとマットピラティスの違い

ピラティスには、専用の機器(リフォーマーなど)を使う「マシンピラティス」と、マットの上だけで行う「マットピラティス」があります。マシンを使うことで可動域や負荷を細かく調整できるため、身体の状態に合わせた丁寧なアプローチが可能になります。一方、マットピラティスは手軽に始めやすいというメリットがあります。

ピラティスが姿勢改善に効果的と言われる理由

「ピラティスで姿勢が変わる」と言われる背景には、ちゃんとした理由があります。ここでは、専門的な視点からその仕組みを解説していきます。整体師として長年患者さまの身体を見てきた経験からも、ピラティスが持つ可能性については高く評価しています。

インナーマッスルが姿勢を支えている

私たちの姿勢を維持しているのは、表面の大きな筋肉(アウターマッスル)ではなく、脊椎や骨盤のすぐそばにあるインナーマッスルと呼ばれる深層の筋群です。代表的なものとして、多裂筋・腸腰筋・横隔膜・骨盤底筋などが挙げられます。これらの筋肉は、日常的な動きの中では鍛えにくく、意識しなければなかなか使われません。ピラティスはこのインナーマッスルを意識的に使い、活性化させることを得意としています。

「呼吸」と「身体の連動」を同時に整える

ピラティスの大きな特徴のひとつが、呼吸と動きを連動させながら行う点です。正しい呼吸は横隔膜と骨盤底筋を自然に動かし、体幹の安定性を高めます。多くの姿勢が悪い方は、呼吸が浅くなっていることが多く、それが体幹の弱さにも影響しています。

骨盤・背骨の「ニュートラルポジション」を学ぶ

ピラティスでは、骨盤と背骨が本来あるべき位置(ニュートラルポジション)を感覚として身体に覚えさせることを重視します。反り腰や猫背は、この「正しい位置」が崩れた状態です。正しいポジションを繰り返し体験することで、日常生活でも自然とその姿勢が保てるようになっていきます

こんな姿勢のお悩みにピラティスが有効です

ピラティスが特に効果を発揮しやすい姿勢の悩みを整理してみます。もし思い当たるものがあれば、ピラティスを選択肢のひとつとして検討する価値があると思います。

  • 長時間のデスクワークやスマホ使用による猫背・前傾姿勢
  • 腰が過度に反ってしまう反り腰
  • 肩が前に出て丸まってしまう巻き肩
  • 首が前に突き出てしまうストレートネック・前方頭位
  • 産後の骨盤の歪みや体幹の弱さ
  • 体幹が弱く、長時間立っていると腰が疲れる

これらはいずれも、インナーマッスルの弱化や使い方のクセが深く関係しています。ピラティスで体幹を鍛え、正しい動作パターンを身につけることで、こうした悩みが改善に向かいやすくなります。

ピラティスだけでは難しいこともある

ここからは少し踏み込んだお話をします。ピラティスは素晴らしいアプローチですが、すべての姿勢の問題を解決できるわけではありません。施術者として正直にお伝えしたいことがあります。

「動き方」を変えるだけでは限界がある場合も

姿勢が崩れる原因は、筋力の不足や使い方のクセだけではありません。関節の可動域の制限、骨盤や脊椎の位置のズレ(サブラクセーション)、軟部組織の短縮や癒着など、構造的な問題が絡んでいることが多いのです。こうした状態では、いくら正しい動きを練習しても、身体がその動きについていけないことがあります。

まず「なぜ姿勢が崩れているのか」を知ることが大切

当院では開院以来、さまざまな姿勢の悩みを持つ方のカウンセリングと検査を行ってきました。そこで強く感じるのは、同じ「猫背」でも、原因はひとりひとり異なるということです。体幹筋が弱い人もいれば、胸椎の関節が硬くなっている人、骨盤の傾きに問題がある人、長年のスポーツによるクセが根付いている人など、実に多様です。原因が違えば、アプローチも変わります。

ピラティスを「より効果的にする」ための準備

関節の動きに制限がある状態でピラティスに取り組んでも、代償動作(本来動かすべき部位の代わりに別の部位が動いてしまうこと)が生じやすくなります。本来動かしてほしい部位がきちんと動くよう、関節の可動域を整えておくことで、ピラティスの効果は格段に上がります。カイロプラクティックで関節を整えてからピラティスに取り組むことで、より早く・より深く変化を感じていただける方が多いです。

整体・カイロプラクティックとピラティスの違いと組み合わせ方

よく「整体とピラティスはどちらが良いですか?」というご質問をいただきます。これは「どちらが上か」ではなく、「どちらが今の自分に必要か」あるいは「どう組み合わせるか」という視点で考えるのが正解です。

アプローチ主な目的向いている状態
カイロプラクティック関節・骨格の調整、神経系の正常化痛みがある、関節が硬い、動かしにくい
ピラティス体幹強化、正しい動作パターンの習得痛みが落ち着いている、再発予防、体型改善
組み合わせ構造を整えてから機能を鍛える根本から変えたい、長期的に維持したい

カイロプラクティックで関節や骨格の問題を取り除いた上でピラティスに取り組むと、身体が正しい動きを素直に受け入れてくれます。この「整えてから鍛える」という順番が、最も効率よく・長く続く変化につながると考えています。

姿勢改善に取り組む前に知っておきたいこと

姿勢の改善は、意識や努力だけではなかなか変わりません。「背筋を伸ばそう」と思っても、気づいたらまた戻っている…そんな経験をされている方は多いと思います。その理由のひとつは、現在の「崩れた姿勢」が身体にとっての「普通」になっているからです。

姿勢が変わるまでにかかる期間の目安

よくある質問として「何回通えば変わりますか?」というものがあります。正直にお伝えすると、個人差が大きく「何回で必ず」とは言えません。ただ、ひとつの目安として以下のようにお伝えしています。

  • 1〜2ヶ月(初期):関節の動きが改善し、施術後に「身体が楽になった」と感じ始める時期
  • 3〜4ヶ月(改善期):日常生活の中で姿勢の変化を自覚し始め、周囲からも気づかれるようになる時期
  • 6ヶ月以上(定着期):正しい姿勢が「普通の状態」として身体に定着し、再発しにくくなる時期

これはピラティスも整体も同様で、どちらも「継続」が最大のカギです。

自宅でできる姿勢改善のポイント

日常生活の中でできることとして、まず座り方の見直しが効果的です。骨盤を立て、坐骨で座る感覚を意識するだけで、腰椎への負担が大きく変わります。また、1時間に一度は立ち上がり、胸を開くような動きを取り入れることも、猫背の予防に役立ちます。スマホを見るときは目の高さまで持ち上げる習慣をつけることも、前方頭位の改善につながります。

当院の姿勢矯正アプローチについて

ここで、当院での姿勢矯正の考え方についても少しお伝えさせてください。私が施術において最も重視しているのは、「なぜその姿勢になっているのか」を丁寧に調べることです。

約30種類の独自検査で原因を特定

当院では、IT分析器を使った姿勢分析システムをはじめ、整形外科的テスト・神経学的テスト・関節可動域検査など約30種類の検査を組み合わせて、姿勢が崩れている根本原因を特定します。表面的な「猫背」「反り腰」という結果ではなく、その背景にある関節の問題・筋肉のアンバランス・動作パターンのクセまで把握することで、的確な施術計画を立てることができます。

施術は検査から最後まで院長が一貫して担当

多くのグループ院や大型チェーンでは、担当者が毎回変わることも珍しくありません。当院では、検査から施術・経過観察まで、すべて私が一貫して担当します。身体の細かな変化や症状の波を見逃さないためには、この一貫性がとても重要です。

ピラティスを始める前に一度ご相談ください

「ピラティスを始めようと思っているけど、今の身体の状態で大丈夫だろうか」「整体とピラティスを組み合わせたい」そんなお気持ちがあれば、ぜひ一度当院でご相談ください。

身体の状態をきちんと把握した上でピラティスに取り組む方が、成果が出るスピードも、続けやすさも、変化の深さも確実に変わります。

よくあるご質問

Q. ピラティスと整体、どちらを先に始めるべきですか?

痛みがある方、関節の動きに制限がある方は、まず整体やカイロプラクティックで身体の土台を整えることをおすすめします。痛みが落ち着いた後にピラティスで体幹を鍛えると、効果が出やすくなります。

Q. ピラティスを続けているのに姿勢が変わらない理由は?

骨格や関節に構造的な問題がある場合、筋力トレーニングだけでは変わりにくいことがあります。また、代償動作が起きていて、本来使いたい筋肉が十分に使われていない可能性も考えられます。一度専門家に身体を診てもらうことをおすすめします。

Q. 産後にピラティスを始めたいのですが、整体も必要ですか?

産後は骨盤まわりの靭帯が緩んだ状態が続いており、骨盤の位置や仙腸関節に問題が生じやすい時期です。ピラティスを始める前に骨盤の状態を確認しておくと、より安全・効果的に取り組めます。

Q. 姿勢矯正は何歳からでもできますか?

はい。当院では10代から70代以上の方まで幅広くご来院いただいています。年齢によって改善のペースに差はありますが、何歳からでも変化は起きます。早めに取り組むほど、改善までの期間は短くなります。

Q. ピラティスは毎日やった方がいいですか?

最初は週2〜3回が目安とされています。毎日行う必要はなく、身体の回復時間を確保しながら継続することが大切です。無理なく続けられるペースを見つけることが、長期的な変化につながります。

姿勢の悩みは「気にしながらも後回しにしてしまうこと」が多いテーマだと、20年以上この仕事を続けてきて強く感じています。「また戻ってしまった」「整体には通っているのに変わらない」「ピラティスを始めたけど効果がよくわからない」そんなお声をたくさん聞いてきました。

大事なのは、あなたの身体に何が起きているかをきちんと調べること。その上で、何が必要かを一緒に考えること。私はずっとそのスタンスで施術を続けてきました。ひとりで悩まず、どうかいつでも気軽にご相談ください。身体のことで迷ったときは、まず話を聞かせてもらえれば十分です。

まさきカイロプラクティック両国整体院 院長 真崎慎之介


院長:真崎

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