
院長:真崎お気軽にご相談ください!
「10分ほど歩くと右足が痛くなり、それ以上歩けない」「信号待ちで立ち止まっても痛みが引かず、座ると少し楽になる」。このような足の痛みやしびれで、通勤や外出に不安を感じている方は少なくありません。
今回は、医療機関で坐骨神経痛と診断され、湿布や薬、ブロック注射を受けても変化を感じにくく、毎日の通勤にも支障が出ていた60代男性の症例をご紹介します。


60代男性、会社員の方です。主なお悩みは、右足の痛みとしびれでした。10分ほど歩くと右足の痛みが強くなり、それ以上歩くことが難しい状態でした。信号待ちなどで立ち止まっても症状は軽くならず、腰掛けてしばらく休むと再び少し歩けるようになっていました。
職場までは約2kmあり、痛みを我慢しながら歩いて通勤していましたが、徐々に歩ける距離が短くなり、立っていることにも不安を感じるようになっていました。
右足の痛みとしびれが続いたため病院を受診し、坐骨神経痛と診断されました。湿布や低周波治療、ブロック注射を受け、ロキソニンやトラムセットなどの薬も服用していましたが、思うような変化を感じられなかったそうです。
病院ではウォーキングを勧められたため、毎日約2kmある職場まで歩いて通勤していました。しかし、良くなるどころか歩くたびに痛みが強くなり、次第に立っていることもつらくなっていきました。
その後、病院でカイロプラクティックを勧められ、インターネットで当院を見つけてご来院されました。
初回検査結果は以下の通り
検査の結果、痛みを避けるために身体の重心が片側へ偏り、骨盤から足首までの動きにも左右差が生じていました。
さらに、臀部や太もも、ふくらはぎの筋肉が強く緊張し、歩くたびに右足へ負担が集中しやすい状態になっていました。痛みがある中で毎日2kmのウォーキングを続けていたことも、症状を悪化させる一因になっていたと考えられました。
まずは右足への負担を減らすため、毎日のウォーキングと強いストレッチをいったん中止していただきました。
施術では、緊張が強かった臀部や太もも、ふくらはぎの筋肉をゆるめながら、動きが低下していた骨盤、股関節、膝関節、足関節の可動性を整えていきました。
また、片側へ偏っていた重心のかけ方を見直すため、座り方や立ち方についてもお伝えしました。症状の変化を確認しながら負担の少ない移動方法へ切り替え、状態に合わせて歩く距離を段階的に増やしていきました。


週2回のペースで施術を開始しました。職場までのウォーキングと毎日の強いストレッチはいったん中止し、座位姿勢の見直しを行いました。右足の痛みとしびれは残っていましたが、症状の頻度と強さが少しずつ軽くなり、楽に過ごせる時間が増えていきました。
通勤は徒歩からレンタル自転車へ変更し、足への負担を抑えながら施術を継続しました。
座っている姿勢が安定し、長時間座っていても以前ほどつらさを感じにくくなりました。また、片側へ偏っていた体重のかけ方も少しずつ自分で調整できるようになり、立っていられる時間も長くなっていきました。
症状が落ち着いてきたため、職場までのウォーキングを段階的に再開しました。
以前より長い距離を歩けるようになり、途中で座って休まなくても移動できる時間が増えました。その後は大好きなお祭りにも参加でき、長時間の外出でも強い痛みが出ることなく楽しめるようになりました。
再検査では、立ち姿勢や身体の重心バランスに変化がみられ、右足の痛みとしびれもほとんど気にならなくなりました。
現在は、運動や日常生活でたまった腰や下半身の疲労を整えるため、メンテナンスで来院されています。
歩くことが良いと思い、痛みがあっても毎日通勤で歩き続けていました。最初に「いったん歩くのをやめましょう」と言われたときは、本当にそれで良いのか不安でした。
施術を受けながら負担を減らしていくうちに、少しずつ立っていられる時間が長くなり、歩ける距離も伸びていきました。
今では通勤や外出への不安も減り、以前のようにお祭りや運動を楽しめるようになりました。
このたびはご来院いただき、ありがとうございました。
歩くと足の痛みやしびれが強くなり、座ると楽になる症状がある場合は、まず整形外科などの医療機関で検査を受けることが大切です。腰部脊柱管狭窄症など、歩行に影響する病気が関係していることもあるため、自己判断で運動を続けないよう注意が必要です。
今回のケースでは、良くなりたいという思いから毎日2kmのウォーキングを続けていましたが、身体の状態に対して運動量が多く、右足への負担が強くなっていました。
そのため、最初から歩く量を増やすのではなく、いったん負担を減らし、骨盤や股関節、膝、足首の動きを整えながら、回復に合わせて少しずつ歩行を再開しました。


運動やストレッチは、必ずしも多く行えば良いわけではありません。痛みやしびれが強いときには、まず休むことや負担を減らすことも大切です
右足の痛みやしびれが続き、歩くと症状が強くなる場合は、まず医療機関で原因を確認することが大切です。
今回の症例では、毎日続けていたウォーキングをいったん中止し、右足への負担を減らしながら、骨盤から足首までの動きや重心バランスを整えていきました。その後、状態に合わせて歩行を段階的に再開したことで、長時間の外出やお祭りを楽しめるまでに変化していきました。
同じように「歩くと足が痛くなる」「立っているだけでもしびれが強くなる」「座らないと再び歩けない」とお悩みの方は、無理に運動を続けず、まずは医療機関で検査を受けたうえで、現在のお身体に合った負担のかけ方を確認することをおすすめします。






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