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朝起きると腰が痛い40代男性の症例|デスクワークが原因の腰痛にアプローチした施術記録

本日の予約状況

「朝、ベッドから起き上がるときに腰が固まったように痛い」「日中は動くうちに楽になるけれど、また翌朝同じ痛みが出る」——このようなお悩みで当院にご相談いただく方は少なくありません。

今回は、長時間のデスクワークが誘因と考えられる朝の腰痛でご来院された40代後半男性の症例をご紹介します。同じようなお悩みをお持ちの方の参考になれば幸いです。

主訴(来院時の症状)

朝、起床時にベッドから起き上がる際、腰の中でも特に腰椎の下部(L4〜L5レベル)付近に強いこわばりと痛みを感じるという訴えでご来院されました。日中は体を動かしているうちに症状が軽減する一方、長時間の座り仕事のあとには再び腰の張りが強くなる傾向があったとのことです。

来院に至るまでの経緯

半年ほど前から、朝起きたときに腰が張るような感覚を自覚されていましたが、当初は軽い違和感程度で、特別な対処はされていませんでした。しかし直近1ヶ月で症状が強くなり、起床時に5〜10分ほど体を動かせないほどのこわばりを感じるようになったため、ご自身でストレッチや湿布、寝具の見直しなどのセルフケアを試みられました。

それでも改善が乏しく、「このまま様子を見ていいのか」「病院に行くべきか」という不安を感じるようになり、まずは整体でのご相談を希望して当院にお越しいただきました。デスクワークによる長時間の同一姿勢が誘因になっているのではないかと、ご本人も自覚されていました。

検査と所見

初回のカウンセリングと検査では、以下のような所見が見られました。

  • 姿勢:骨盤の軽度前傾、反り腰傾向。左右の腸骨稜の高さに軽度差あり
  • 前屈:指床間距離やや制限。前屈時にL4〜L5部に張り感あり(下肢への放散痛なし)
  • 後屈:後屈時に腰部の痛みが増強する傾向
  • 可動域:腰椎の屈曲・伸展ともに軽度制限。側屈の左右差は軽微
  • 圧痛:L4〜L5棘突起周囲、腰方形筋・多裂筋に圧痛あり。仙腸関節部にも軽度圧痛
  • 整形外科テスト:SLRテスト陰性、FNSテスト陰性、Kempテスト軽度陽性。神経学的所見に明らかな異常なし
  • その他:ハムストリングス・腸腰筋の柔軟性低下、長時間座位による骨盤周囲筋の筋緊張亢進

これらの所見から、腰椎の椎間関節への負担や骨盤周囲の筋緊張が、朝のこわばりや起床時の痛みに関与していると考えられました。神経学的なテストでは明らかな異常が見られなかったことも確認しています。

施術内容

カイロプラクティックによる施術

検査結果をもとに、骨盤周囲の筋肉(腰方形筋・多裂筋・大殿筋など)へのアプローチと、骨盤のアライメント調整を中心とした施術を行いました。合わせて、デスクワーク中の姿勢の取り方や、股関節屈筋群・ハムストリングスのセルフストレッチについてもご案内しました。

  • 骨盤周囲筋への手技によるアプローチ
  • 骨盤のアライメント調整
  • スクワーク時の姿勢指導
  • 自宅でできるセルフストレッチの指導

施術経過

STEP
初回施術

骨盤周囲筋(腰方形筋・多裂筋・大殿筋)への手技によるアプローチと、骨盤のアライメント調整を実施。施術後、腰椎の前屈・後屈可動域にやや改善が見られ、圧痛も軽減しました。ただし朝のこわばりは依然として強く残っている状態でした。

STEP
2回目

起床時のこわばりの持続時間がわずかに短くなったとのお声をいただきました。デスクワーク中の姿勢指導と、股関節屈筋群・ハムストリングスのストレッチ指導を追加しました。

STEP
3〜4回目

朝のこわばりの頻度が週5日程度から週3〜4日程度へと少しずつ減少。検査上のKempテストの陽性所見にもわずかな軽減が見られました。ただし、デスクワークが続いた週は症状が戻りやすい傾向も確認されました。

STEP
5〜7回目

施術頻度を週1回のペースで継続。骨盤周囲筋の緊張が徐々に緩みはじめ、前屈時の張り感が軽減。朝のこわばりの持続時間も5〜10分から数分程度へ短縮してきました。

STEP
8〜10回目

朝のこわばりの頻度が週2〜3日程度まで減少。仕事中の姿勢を意識する習慣が定着し、長時間座った後の再燃も以前より少なくなってきたとのお声がありました。圧痛部位も限定的になってきています。

STEP
11〜13回目

施術頻度を2週に1回程度へ調整。朝のこわばりは週1〜2日程度に減少し、日常生活での支障はほとんど感じなくなったとのことでした。可動域検査でも屈曲・伸展ともに改善傾向が続いていました。

STEP
14〜16回目

施術間隔をさらに空け、3週に1回程度のペースで経過観察。骨盤のアライメントも比較的安定し、Kempテストの陽性所見もほぼ消失に近い状態となりました。

STEP
17〜18回目

朝のこわばりを感じることはほとんどなくなり、デスクワークの合間に取り入れているストレッチも習慣化。再発予防を目的としたメンテナンスフェーズへ移行しました。

現在は、骨盤・腰椎周囲の筋緊張の再発予防として、月1〜2回のメンテナンス施術と、自宅でのセルフストレッチの継続をご提案しています。

以下ご本人のメッセージ

朝起きるたびに腰が固まったようになって、起き上がるのも一苦労でした。ストレッチや寝具を変えても改善しなかったので、正直このまま悪化するのではと不安でした。施術を受けてから少しずつ朝の動きやすさが変わってきて、デスクワークでの座り方のアドバイスも実践しやすく助かっています。

院長からのコメント

朝起きたときの腰のこわばりは、寝ている間の姿勢や骨盤周囲の筋肉の状態、日中の座り姿勢の積み重ねなど、複数の要因が関わっていることが多いです。今回の患者様も、デスクワークによる長時間の同一姿勢が骨盤周囲の筋緊張を強め、朝の症状につながっていたと考えられます。

セルフケアで改善が見られない場合や、症状が長引いている場合は、一度体の状態を確認してみることをおすすめしています。当院では検査結果をもとに、お一人おひとりの状態に合わせた施術プランをご提案しています。

院長:真崎

これからもしっかりサポートしてまいります。何か気になることがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

まとめ

朝の腰のこわばりや痛みは、デスクワークなど日中の姿勢の影響を受けていることが少なくありません。今回ご紹介した症例のように、骨盤周囲の筋肉へのアプローチや姿勢指導を組み合わせることで、症状の変化が見られるケースもあります。

「朝起きると腰が痛い」というお悩みが続いている方は、無理をせず一度専門家にご相談いただくことをおすすめします。当院では、お一人おひとりの状態を確認しながら、無理のないペースで施術を進めています。

腰痛でお悩みの方へ

腰痛の原因やセルフチェック、当院での施術方針については、腰痛の症状ページで詳しく解説しています。

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