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膝の裏に痛みがある方へ|考えられる5つの原因と対処法

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こんにちは、まさきカイロプラクティック両国整体院です。今日は、患者さんからご相談をいただくことがとても多い「膝の裏側の痛み」について、詳しくお話しさせてください。

「最近、膝の後ろ側がズキズキする」「階段を上り下りするたびにズキッと痛みが走る」そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。膝の痛みは、放置すると日常生活に大きな支障をきたすこともある症状です。

院長:真崎

院長として20年以上、3万人を超える施術に携わってきた経験から言えることがあります。膝の裏の痛みは「なんとなく様子を見ていれば治る」と思われがちですが、原因によっては早期対応がとても重要なんです

目次

膝の裏が痛むとき、何が起きているの?

「膝の裏が痛い」という症状は、実はひとつの原因ではなく、いくつかの異なる疾患や状態が絡み合って起きていることがほとんどです。膝の裏側(医学的には「膝窩部(しっかぶ)」と呼びます)には、筋肉・靭帯・神経・血管が複雑に集まっています。この部位に痛みが出るということは、それだけ多くの原因候補があるということでもあります。では、具体的にどんな原因が考えられるのかを一つひとつ見ていきましょう。

ベーカー嚢腫(のうしゅ)

膝の裏にぽっこりとしたふくらみや「しこり」のような感触を覚えたことはありますか?それは、ベーカー嚢腫という状態かもしれません。

膝関節の内部で滑液(かつえき)という液体が過剰に分泌されると、その液体が膝の裏側の袋状の組織に流れ込み、膨らんでしまいます。これがベーカー嚢腫です。膝を曲げたときに「突っ張る感じ」「圧迫されるような痛み」が出やすいのが特徴です。

変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)

加齢とともに膝関節の軟骨が少しずつすり減ることで起きる疾患で、特に中高年の女性に多く見られます。軟骨がすり減ると炎症が起きやすくなり、その炎症が膝の裏側にも影響して痛みを引き起こすことがあります。

「以前より膝が曲がりにくくなった」「正座ができなくなった」という方は、変形性膝関節症が背景にあるケースが少なくありません。

半月板損傷(はんげつばんそんしょう)

膝の中には「半月板」と呼ばれる軟骨のクッションが内側と外側に1枚ずつあります。この半月板が、スポーツ中の急な動きや加齢による変性によって損傷することがあります。

「膝を曲げ伸ばしするとひっかかる感じがある」「膝がロックしてしまったように動かなくなる瞬間がある」という方は、半月板の損傷が疑われます。この場合、膝の裏側にも痛みが波及することがよくあります。

ハムストリングスの問題

太ももの裏側にある「ハムストリングス」という筋肉群は、膝の曲げ伸ばしに深く関わっています。長時間のデスクワークや運動不足で筋肉が硬くなると、膝の裏を引っ張るような緊張が生まれ、痛みや突っ張り感として現れることがあります。

「長時間座っていると膝の後ろがじわじわ痛む」という方は、ハムストリングスの硬さが関係しているかもしれません。

膝窩筋(しっかきん)の緊張

膝の裏に存在する小さな筋肉「膝窩筋」は、膝を曲げる動作を補助し、膝関節を安定させる役割を持っています。この筋肉が何らかの原因で過度に緊張したり、炎症を起こすと、膝の裏側に局所的な痛みが生じます。運動後に膝の裏がズキズキするという方には、この筋肉が原因となっているケースも少なくありません。

坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)との関連

意外に思われるかもしれませんが、腰から来る坐骨神経の圧迫が、膝の裏に痛みやしびれとして現れることもあります。この場合、膝だけを治療しても改善しないことが多く、腰椎の状態を含めた全身的なアプローチが必要になります。

こんな症状が出ているときは注意が必要です

膝の裏の痛みには、特に注意が必要なケースがあります。以下のような症状が重なっている場合は、早めに専門家に診てもらうことをお勧めします。

  • 膝の裏が急に腫れてきた、または熱を持っている
  • 安静にしていても夜間に痛みが出る
  • 膝の裏から下肢にかけてしびれがある
  • 片側の足が急に赤くなり、むくんでいる
  • 歩くのがだんだんつらくなっている

特に「足のむくみと膝裏の痛みが同時に現れた」という場合は、深部静脈血栓症(ディープベイン・スロンボーシス)という血管の疾患が疑われることがあります。これは命に関わるリスクもある状態ですので、迷わず医療機関を受診してください。

痛みを放置すると何が起きるのか

「まだそれほどひどくないから」と様子を見る方も多いのですが、膝の痛みは放置することで確実に状況が悪化していきます。これは私が長年の臨床で繰り返し目の当たりにしてきた事実です。

まず、痛みをかばうことで歩き方が変わります。歩き方が変わると、膝以外の関節—股関節、足首、腰にも余計な負担がかかるようになります。その結果、「膝が痛い」だけだったのに「腰まで痛くなってしまった」というパターンは非常によく見られます。

また、痛みを避けるために動かなくなると、膝周りの筋肉がどんどん弱くなり、膝の不安定感がさらに増すという悪循環に入ってしまいます。筋力が低下すれば、骨や軟骨への負担は一層大きくなります。変形性膝関節症であれば、軟骨のすり減りがより進んでしまいます。

早く、正しいアプローチで対処することが、回復への最短ルートです。

セルフケアとして今すぐできること

専門家に診てもらう前に、自宅でできることもあります。ただし、あくまでも「応急処置」として活用してください。

急性期(痛みが出て48時間以内)は冷やす

膝の裏に熱感や腫れがある場合は、炎症が起きているサインです。この時期は無理に動かさず、アイスパックや保冷剤をタオルで包んで15〜20分程度当てましょう。温めると炎症が悪化することがあるので注意が必要です。

慢性期(痛みが続く状態)は温める

数日以上続く慢性的な痛みの場合は、温めることで血行が改善し、痛みが和らぐことがあります。お風呂でゆっくり患部を温めるのがおすすめです。

ハムストリングスのストレッチ

椅子に浅く腰かけ、片足をまっすぐ前に伸ばして、足首を手前に曲げます。そのままゆっくり上体を前に倒し、太ももの裏側が伸びる感覚を10〜30秒キープしましょう。痛みが強まる場合はすぐに中断してください。体が温まったお風呂上がりに行うとより効果的です。

病院に行くべきか、整体・カイロに行くべきか

「どこに行けばいいかわからない」という声はとても多いです。目安をまとめると、下記のようになります。

症状・状況おすすめの対処
急な腫れ・発熱・しびれ・夜間痛があるまず整形外科(医療機関)を受診
画像検査で異常なし、でも痛みが続く整体・カイロプラクティックを検討
湿布・痛み止めで一時的によくなるが繰り返す根本原因へのアプローチが必要
スポーツ後や長時間の立ち仕事後に痛む整体・カイロでの筋肉・姿勢改善が有効

整形外科では、骨・軟骨・靭帯の損傷を画像で確認することができます。ただし、「異常なし」と言われても痛みが続く場合は、筋肉・姿勢・全身のバランスに問題があることが多いです。そういったケースこそ、カイロプラクティックが力を発揮できる領域です。

当院が大切にしていること

私が施術において一番大切にしているのは、「原因を特定すること」です。同じ「膝の裏が痛い」という症状でも、その原因は一人ひとり異なります。原因を見誤ったまま施術を続けても、根本的な改善は望めません。

当院では、最新のIT分析器を使った姿勢分析システムを含む約30種類の独自検査を行い、痛みの根っこにある問題を丁寧に特定します。検査から施術まで、私が一貫して担当しますので、行くたびに一から説明し直す必要もありません。

「どこへ行っても改善しなかった」という方が、当院で初めて変化を実感されるケースは珍しくありません。膝の痛みとカイロプラクティックは、実はとても相性がよい組み合わせなのです。

よくあるご質問

Q. 膝の裏の痛みは自然に治りますか?

一時的な筋肉疲労が原因の場合は、安静にすることで回復するケースもあります。ただし、変形性膝関節症や半月板損傷など構造的な問題が背景にある場合は、自然治癒を期待するのは難しいです。「少し休んだら楽になった」というサイクルを繰り返しているなら、それは根本改善できていないサインかもしれません。

Q. 膝の裏が痛いのに、腰も一緒に痛いのはなぜ?

前述したように、坐骨神経の走行ルートは腰から膝裏を通って足先まで伸びています。腰椎の問題が原因で膝裏に痛みが出ることもありますし、逆に膝をかばった歩き方が腰への負担につながっていることもあります。膝だけを診るのではなく、全身の状態を把握することが大切です。

Q. カイロプラクティックって痛くないですか?

当院ではボキボキと強い力を加える施術は行っていません。体への負担が少ないソフトな手技を基本としていますので、お子さまからご高齢の方まで安心して受けていただけます。

Q. 通院の頻度はどのくらいですか?

症状の程度や原因によって異なりますが、最初の1〜2ヶ月は週に1〜2回のペースで通っていただくことが多いです。状態の改善に合わせて頻度を調整していきますので、一緒に無理のない計画を立てていきましょう。

最後にお伝えしたいこと

この仕事を始めて20年以上が経ちました。患者さんとお話しするなかで実感するのは、多くの方が「もっと早く来ればよかった」とおっしゃるということです。膝の裏の痛みは、初期のうちに正しいアプローチで対処すれば、回復も早く、生活の質を大きく損なわずに済みます。

「まだ大丈夫」と思っているうちに、じわじわと悪化してしまうのが膝の痛みの怖さです。階段の昇り降りが当たり前にできる、好きな散歩やスポーツを思いきり楽しめる—そんな毎日を取り戻すために、ひとりで抱え込まないでほしいのです。どんな些細な疑問でも、気になることがあればいつでもお気軽にご相談ください。必ずあなたの力になれると、私は自信を持っています。


院長:真崎

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