インピンジメント症候群

インピンジメント症候群について

肩の関節周辺で、骨や腱、滑液包などがぶつかり合うことで炎症が起こり、腕を上げたり回したりする動作で痛みや引っかかりを感じる状態を指します。

特に肩を使うスポーツや日常動作で症状が現れやすく、夜間痛も特徴的です。

インピンジメント症候群は、特に中高年や肩を酷使する職業・スポーツ従事者に多く見られます。日本国内の正確な患者数は明確な統計が少ないものの、筋骨格系疾患の一つとして高齢化社会の進展とともに増加傾向にあります。

世界的には筋骨格系疾患の患者が17億人を超え、日本でも高齢者を中心に今後増加が予想されています。

インピンジメント症候群を放置してしまうと、肩の痛みや動かせる範囲の制限が徐々に進行し、日常生活の中でさまざまな動作が困難になります。肩の筋力が低下したり、こわばりが強くなったりすることで、さらに自由に動かせる範囲が狭まってしまいます。

また、夜間の痛みが悪化し、慢性的な睡眠障害や疲労感を感じやすくなることも少なくありません。症状が進行すると、腱板断裂や関節の変形といった、より深刻な疾患に発展するリスクも高まります。

最悪の場合には、保存的な治療では改善が見込めず、手術が必要となるケースや、肩の機能を大きく損なってしまう可能性もあるため、早めの対処が重要です。

インピンジメント症候群の原因

開院以来、当院にはインピンジメント症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、インピンジメント症候群の原因はひとつではないということです。

インピンジメント症候群の原因として次のものが挙げられます。

インピンジメント症候群は複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が積み重なり、体本来の回復力が追いつかなくなったときに、インピンジメント症候群という症状が発生しやすくなります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。インピンジメント症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

インピンジメント症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

保存療法

効果が出るまで時間がかかり、根気よく続ける必要があります。

物理療法

一時的な痛みの緩和にとどまり、根本的な改善にはつながらない場合があります。

手術療法

入院やリハビリが必要で、合併症や再発のリスクもゼロではありません。

インピンジメント症候群を改善するために

まずはあなたのインピンジメント症候群の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、インピンジメント症候群の改善だけにとどまらず、全身の問題と捉え、体本来の回復する力である自然治癒力を最大限引き出す施術を行います。

当院の特徴

熟練した院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

どこへ行けば良いか分からないといった方、これまで色々な治療で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

インピンジメント症候群のQ＆A

インピンジメント症候群は自然に治りますか？

軽症の場合は安静や生活改善で良くなることもありますが、放置すると慢性化や悪化のリスクがあるため、早めの対処が大切です。

インピンジメント症候群の人がやってはいけないことは？

痛みを感じる動作や無理な肩の運動は避けましょう。特に肩を繰り返し使うスポーツや重い物を持つ作業は控えてください。

どの診療科を受診すればいいですか？

整形外科が適切です。肩の専門医がいる医療機関での受診をおすすめします。

手術をしないと治らないのでしょうか？

多くの場合、保存療法やリハビリで改善が期待できます。手術は症状が重い場合や保存療法で効果がない場合に検討されます。

痛み止めや湿布は効果がありますか？

一時的に痛みを和らげる効果はありますが、根本的な改善にはリハビリや生活習慣の見直しが重要です。

仕事や家事を続けても大丈夫ですか？

痛みが強い場合は無理をせず、肩に負担をかけない工夫が必要です。症状が落ち着くまでは休息も大切です。

スポーツに復帰できるまでどれくらいかかりますか？

症状や治療内容によりますが、リハビリを継続すれば2～3ヶ月で復帰できるケースが多いです。

他の肩の病気とどう違うのですか？

インピンジメント症候群は骨や腱がぶつかることで痛みが出るのが特徴で、腱板断裂や五十肩とは原因や症状が異なります。

どんな予防法がありますか？

肩周囲のストレッチや筋力強化、正しい姿勢を保つことが予防につながります。日常生活でも肩に負担をかけすぎない工夫が大切です。

インピンジメント症候群で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックとインピンジメント症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

インピンジメント症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。