むずむず脚症候群

むずむず脚症候群とは

むずむず脚症候群（レストレスレッグス症候群）は、主に夜間に脚の奥深くから生じる不快な感覚により、脚を動かしたくてたまらなくなる神経系の病気です。

「虫が這っている感覚」「ほてるような感じ」「電流が流れるような痛み」など表現は様々ですが、安静時に症状が悪化し、脚を動かすと一時的に改善するという特徴があります。

症状は夕方から夜にかけて強くなるため、睡眠の質を著しく低下させ、日常生活に大きな支障をきたします。

厚生労働省の保健福祉動向調査によると、日本成人の約3.0％にむずむず脚症状が見られ、男性2.5％、女性3.5％と女性の有病率が高いことが報告されています。

全国の推定患者数は軽症例を含めると200万人から400万人とされており、その中でも日常生活に支障をきたし治療が必要とされる患者は約200万人と推計されています。

また、不眠症患者の10人に1人の割合でむずむず脚症候群の患者が存在するとも言われています。

むずむず脚症候群を放置すると慢性的な睡眠不足が続き、様々な深刻な問題を引き起こします。日中の強い眠気や倦怠感、集中力・記憶力の著しい低下により仕事や学業のパフォーマンスが大幅に低下します。

また、気分の落ち込みや不安感、イライラしやすさなど精神的な症状も現れ、既存の精神疾患を悪化させる可能性もあり、長期間にわたる睡眠障害は免疫力の低下や生活習慣病のリスクを高め、人間関係や社会生活にも重大な影響を与える恐れがあります。

むずむず脚症候群の原因

開院以来、当院にはむずむず脚症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、むずむず脚症候群の原因はひとつではないということです。

むずむず脚症候群を引き起こす原因として次のものが挙げられます。

• ドパミン神経の機能障害
• 鉄分不足による影響
• 遺伝的要因
• 他の病気による二次性要因

むずむず脚症候群は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされています。

複数の原因が積み重なり、体本来の回復力が追いつかなくなったときに、むずむず脚症候群という症状が発生しやすくなります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

これまで改善しなかったとしても諦める必要はありません。むずむず脚症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

むずむず脚症候群の対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

副作用として眠気、吐き気、めまいなどが現れることがあり、長期服用により効果が減弱したり依存性の問題が生じる可能性があります。また、個人差により効果が十分得られない場合もあります。

鉄剤補充療法

胃腸障害や便秘などの副作用があり、鉄分の吸収には時間がかかるため即効性は期待できません。

基礎疾患の治療

原因となる病気の治療が複雑で長期間を要し、むずむず脚症候群の症状改善まで時間がかかる場合があります。

むずむず脚症候群を改善するために

まずはあなたのむずむず脚症候群の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、むずむず脚症候群の改善だけにとどまらず全身の問題と捉え、体本来の回復する力である自然治癒力を最大限引き出す施術を行います。

当院の特徴

熟練した院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

どこへ行けば良いか分からないといった方、これまで色々な治療で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

むずむず脚症候群のQ＆A

むずむず脚症候群は自然に治りますか？

むずむず脚症候群は慢性的な疾患のため自然治癒は期待できません。しかし、適切な治療や生活習慣の改善により症状をコントロールし、快適な日常生活を送ることは十分可能です。

むずむず脚症候群の人がやってはいけないことは？

カフェイン・アルコール・喫煙は症状を悪化させるため控える必要があります。また、過度な運動や長時間の安静も症状を増悪させるため適度な活動を心がけることが重要です。

どのような症状があらわれるとむずむず脚症候群を疑うべきですか？

夜間に脚の奥から虫が這うような不快感があり、安静時に悪化し脚を動かすと改善する症状が継続する場合は疑う必要があります。睡眠への影響も重要な判断基準です。

何科を受診すればよいのでしょうか？

脳神経内科、精神科、心療内科、睡眠外来が適しています。その上で、改善が見られない場合には整体やカイロプラクティックも選択肢になります。

薬を使わずに改善する方法はありますか？

軽症の場合は生活習慣の改善、適度な運動、マッサージ、温熱療法、ストレス管理などで症状の緩和が期待できますが、症状が強い場合は医療機関での治療が必要です。

症状が出た時の対処法を教えてください

脚のマッサージ、軽いストレッチ、温かいお風呂、歩行などで一時的な改善が期待できます。ただし根本的な解決には専門医による治療が重要となります。

食事で気をつけることはありますか？

鉄分を豊富に含む食品（レバー、ほうれん草、赤身肉など）を積極的に摂取し、カフェインや鉄分の吸収を阻害する食品は控えることが推奨されます。

運動はした方がよいのでしょうか？

適度な運動は症状改善に効果的ですが、過度な運動は症状を悪化させる可能性があります。ウォーキングやストレッチなど軽い運動から始めることをお勧めします。

妊娠中でも治療は可能ですか？

妊娠中は薬物療法に制限がありますが、非薬物療法や安全性の高い治療法で症状の管理は可能です。必ず産科医と連携した治療を受けることが重要です。

他の病気との関連性はありますか？

糖尿病、パーキンソン病、慢性腎不全、鉄欠乏性貧血など様々な疾患との関連が報告されており、これらの基礎疾患の治療も並行して行う必要があります。

むずむず脚症候群で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックとむずむず脚症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

むずむず脚症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。