ぎっくり腰

ぎっくり腰の症例報告

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰とは、急に強い腰痛が発症し、動作が困難になる状態の通称です。医学的には「急性腰痛症」と呼ばれます。

何気ない動作をきっかけに突然発症し、腰に鋭い痛みを感じて動けなくなったり、動くことはできても痛みが強くスムーズに動けなくなったりする症状です。

通常は数日から2週間程度で自然に回復することが多いですが、痛みの強さには個人差があります。

日本におけるぎっくり腰の正確な患者数や割合についての具体的なデータは見当たりませんが、しかし、腰痛全般については日本人の約8割が一生のうちに一度は経験するとされており、その中でぎっくり腰は最も一般的な急性腰痛の一つとして多くの方が経験しています。

ぎっくり腰を放置すると、ぎっくり腰を繰り返すようになったり、痛みの度合いが増したり、頻度が増えるなど、ぎっくり腰の慢性化につながることがあります。

また、適切な治療を施さないと筋肉や関節が正しい位置に戻らず、腰への負担が増加し、腰痛の悪化だけでなく、他の部位にも痛みが広がることがあります。

さらに、再発リスクが高まり、急性腰痛を引き起こす約1/4の患者さんが1年以内に再発するとも言われています。

ぎっくり腰の原因

開院以来、当院にはぎっくり腰でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、ぎっくり腰の原因はひとつではないということです。

ぎっくり腰を引き起こす原因として次のものが挙げられます。

• 急な動作や無理な動き
• 運動不足と体幹筋の弱体化
• 姿勢の悪化と腰への負担
• ストレスと自律神経の乱れ
• 加齢による腰椎の変性

ぎっくり腰は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされています。

複数の原因が積み重なり、体本来の回復力が追いつかなくなったときに、ぎっくり腰という症状が発生しやすくなります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

これまで改善しなかったとしても諦める必要はありません。ぎっくり腰は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ぎっくり腰の対応として、次のようなものが一般的です。

コルセット装着

長期間の使用は腰周りの筋力低下を招き、依存性が生じる可能性があります。また、体型や症状によっては合わないケースもあります。

湿布・内服薬

胃腸障害などの副作用のリスクがあります。また、根本的な原因解決ではなく対症療法にとどまるため、再発予防には別のアプローチが必要です。

リハビリテーション

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な取り組みが必要です。また、適切な負荷設定をしないと症状が悪化する可能性もあります。

ぎっくり腰を改善するために

まずはあなたのぎっくり腰の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、ぎっくり腰の改善だけにとどまらず、再発させないための体つくりを目指した施術を行います。

当院の特徴

熟練した院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

どこへ行けば良いか分からないといった方、これまで色々な治療で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

ぎっくり腰のQ＆A

ぎっくり腰は自然に治りますか？

多くの場合、数日から2週間程度で自然に回復します。ただし、適切な対処をしないと回復が遅れたり、再発しやすくなったりすることがあります。

ぎっくり腰の人がやってはいけないことは？

急性期には重いものを持ち上げる、腰をひねる動作、長時間同じ姿勢でいることは避けるべきです。また、痛みを我慢して無理に動くことも回復を遅らせる原因になります。

ぎっくり腰と椎間板ヘルニアの違いは？

ぎっくり腰は急性の腰痛で通常は2～3週間で回復しますが、椎間板ヘルニアは椎間板が飛び出して神経を圧迫する状態で、足にしびれや痛みが出ることが特徴です。

ぎっくり腰になりやすい人の特徴は？

運動不足の方、姿勢が悪い方、ストレスを抱えている方、過去にぎっくり腰を経験したことがある方は再発リスクが高いと言われています。

ぎっくり腰は何科を受診すべきですか？

痛みの改善には整形外科が最も適していますが、繰り返すぎっくり腰の根本改善や再発防止には整体やカイロプラクティックが選択肢になります。

ぎっくり腰の予防法はありますか？

日常的な体幹トレーニング、正しい姿勢の維持、適切な重量物の持ち方の習得、ストレス管理などが効果的です。

ぎっくり腰と思っていたら別の病気だったということはありますか？

はい、ぎっくり腰と似た症状でも、椎間板ヘルニア、腰椎すべり症、化膿性脊椎炎、骨折、悪性腫瘍の脊椎転移などの可能性もあります。症状が長引く場合は精密検査が必要です。

ぎっくり腰の痛みはどのくらい続きますか？

通常は数日から10日程度で痛みは軽減しますが、それ以上続く場合は重症の可能性が高いです。

ぎっくり腰の時の寝方や座り方に注意点はありますか？

横向きに寝て膝を軽く曲げる、仰向けで寝る場合は膝の下に枕を入れるなど、腰への負担を減らす姿勢がおすすめです。座る際は腰を深く掛け、背もたれにもたれることで腰への負担を減らせます。長時間同じ姿勢は避けましょう。

ぎっくり腰は繰り返し起こりますか？

適切な予防策を講じなければ、再発する可能性は高いです。一度ぎっくり腰を経験した方は、体幹強化や生活習慣の見直しが重要です。

ぎっくり腰で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックとぎっくり腰は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ぎっくり腰は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

年に2回はぎっくり腰になっていました

調子良く過ごせています

予防できているので満足しています