
院長:真崎お気軽にご相談ください!
こんにちは。まさきカイロプラクティック両国整体院の真崎です。肩が痛くて腕が上がらない、夜中に痛みで目が覚める、着替えやシャンプーさえつらい。そんな四十肩の症状に悩まされている方から、よくこんな質問をいただきます。ストレッチをした方がいいのか、それとも薬で痛みを抑えるべきなのか。


実は四十肩の改善には、症状の時期に応じてストレッチと薬を使い分けることが大切です。間違ったタイミングでストレッチを行うと、かえって炎症を悪化させてしまうこともあります。この記事では、四十肩でお悩みの方に向けて、ストレッチと薬をどう活用すべきかを詳しくお伝えしていきます。


時期を見極めて正しく対処すれば、つらい四十肩も改善への道が開けます
四十肩は一般的に、炎症期(急性期)、慢性期、回復期という3つの段階を経て進行していきます。それぞれの時期で痛みの性質や肩の状態が異なるため、対処法も変えていく必要があります。炎症期は、肩を動かさなくても痛みがあり、夜間に激しく痛むのが特徴です。この時期は肩関節の周りで強い炎症が起きており、無理に動かすとかえって症状を悪化させてしまいます。
慢性期に入ると、激しい痛みは落ち着いてきますが、今度は肩の動きが硬くなり可動域が狭くなってきます。痛みはあるものの、動かせる範囲が限られているという状態です。そして回復期には、痛みが徐々に引いていき、少しずつ肩が動かせるようになっていきます。
この3つの時期を正しく見極めることが、四十肩を改善するための第一歩となります。ご自身が今どの段階にいるのかを理解したうえで、適切なケアを選んでいくことが大切です。
炎症期は、肩関節の周りで炎症が最も強く起きている時期です。この時期に無理にストレッチをしたり、肩を大きく動かしたりすると、炎症がさらに広がって痛みが増してしまいます。夜間痛がひどく眠れない、安静にしていても痛むといった症状がある場合は、まだ炎症期にあると考えられます。
この時期には、ストレッチよりも安静と冷却、そして痛みを抑える薬の使用が優先されます。肩を温めたくなるかもしれませんが、炎症が強い時期は冷やすほうが効果的です。湿布や冷却パックなどを使い、患部の熱感を取り除くようにしましょう。
痛み止めの薬や消炎鎮痛剤は、この時期にこそ活用すべきです。痛みを我慢し続けると、筋肉が緊張してさらに悪化する悪循環に陥ることもあります。適切に薬を使って炎症と痛みをコントロールしながら、炎症が落ち着くのを待つことが重要です。
激しい痛みが落ち着き、夜間痛も軽減してきたら、それは慢性期に移行したサインです。この段階になると、今度は肩の動きを少しずつ取り戻していくことが大切になります。炎症期に動かさなかったことで、肩関節の周りの組織が固まり始めているためです。
慢性期こそ、ストレッチを始める最適なタイミングです。ただし、いきなり強く伸ばしたり、無理な角度まで動かしたりするのは禁物です。痛みが出ない範囲で、ゆっくりと優しく肩を動かしていくことが基本となります。
この時期におすすめなのが、振り子運動(アイロン体操)や壁を使った腕上げストレッチです。振り子運動は、腰を軽く曲げて腕を脱力させ、前後左右にゆっくりと振る動きです。重力を利用して自然に肩が動くため、無理な力がかからず安全に行えます。壁を使った腕上げストレッチは、壁に手をついて少しずつ指を上に這わせていく方法で、可動域を無理なく広げることができます。
慢性期に入っても、動かすと痛みが出ることはあります。そんなときは、ストレッチと薬を併用することで、より効果的に改善を進めることができます。痛みがあると体が無意識に防御反応を起こし、筋肉が緊張して動きにくくなるからです。
ストレッチ前に痛み止めや湿布を使って痛みを和らげておくと、リラックスした状態で肩を動かすことができます。薬で痛みをコントロールしながらストレッチを行うことで、可動域の回復がスムーズになるケースも多くあります。ただし、薬で痛みを感じなくなったからといって、無理に動かしすぎないよう注意してください。
また、温熱療法を取り入れるのも効果的です。お風呂上がりなど体が温まっているときにストレッチを行うと、筋肉がほぐれやすく動かしやすくなります。慢性期以降は、冷やすよりも温めるほうが血流を促進し、回復を助けてくれます。
四十肩で使われる薬には、いくつかの種類があります。代表的なのは、貼り薬(湿布)、塗り薬、飲み薬です。それぞれに特徴があり、症状や生活スタイルに応じて使い分けることが大切です。
貼り薬には、冷感タイプと温感タイプがあります。炎症が強い急性期には冷感タイプ、慢性期以降には温感タイプが適しています。塗り薬は患部に直接塗り込むため、ピンポイントで効果を発揮しやすく、湿布が貼りにくい場所にも使えます。飲み薬は全身から作用するため、痛みが広範囲にわたる場合や、夜間痛が強いときに有効です。
市販薬でも一定の効果は期待できますが、痛みが長く続く場合や、日常生活に支障が出ている場合は、整形外科を受診して処方薬を検討することも必要です。ステロイド注射やヒアルロン酸注射など、より専門的な治療が必要になるケースもあります。
薬は痛みを和らげ、日常生活を楽にしてくれる大切な手段ですが、根本的な改善にはつながりません。薬で痛みを抑えている間に、ストレッチや適切な運動で肩の機能を回復させていくことが必要です。
また、長期間にわたって痛み止めを使い続けると、胃腸への負担や副作用のリスクも出てきます。薬はあくまで痛みのコントロール手段と捉え、ストレッチや生活習慣の改善といった根本的なアプローチと組み合わせていくことが大切です。
回復期に入ると、痛みはかなり軽減し、肩の動きも少しずつ戻ってきます。この時期には、より積極的に肩を動かしていくことで、完全な回復を目指します。ストレッチだけでなく、軽い筋力トレーニングを取り入れることで、肩の安定性を高め、再発予防にもつながります。
肩甲骨を動かすストレッチや、ゴムバンドを使った軽い抵抗運動などが効果的です。肩甲骨周りの筋肉をしっかりと動かすことで、肩関節全体の動きがスムーズになります。ただし、痛みが再び強くなるようであれば無理をせず、一度ペースを落として様子を見ることも必要です。
回復期でも、時々痛みが出ることはあります。そんなときには、湿布や塗り薬を使いながら、無理のない範囲で動かし続けることが大切です。完全に痛みがなくなるまで待つのではなく、少しずつ動かしながら回復を促していく姿勢が、四十肩改善の鍵となります。
当院には、四十肩でお困りの方が数多く来院されています。これまでの経験から、四十肩の改善には、ストレッチや薬だけでなく、体全体のバランスを整えることが重要だと実感しています。肩だけに注目するのではなく、姿勢や背骨、骨盤の状態まで含めて総合的に診ていくことで、より根本的な改善が期待できるからです。
当院では、まず丁寧なカウンセリングと検査を通して、あなたの四十肩がどの時期にあるのか、何が原因で起きているのかを明らかにしていきます。そのうえで、一人ひとりの状態に合わせた施術計画を立て、自然治癒力を最大限に引き出すカイロプラクティックの施術を行います。
ストレッチの方法や日常生活での注意点についても、分かりやすくアドバイスさせていただきます。薬との付き合い方や、どのタイミングでストレッチを始めるべきかといった疑問にも、しっかりとお答えしていきます。四十肩は適切なタイミングで適切なケアを行えば、必ず改善の道が開けます。一人で悩まず、ぜひ一度ご相談ください。

