後頭神経痛

後頭神経痛とは

後頭神経痛は、頭の後ろや耳の後ろを中心に、突然ズキッとしたり、ビリビリと電気が走るような痛みが繰り返し起こる状態を指します。痛みは主に片側に現れ、頭皮を触れただけでも痛みを感じることがあります。

この痛みは、頭を支える首や肩の筋肉が緊張し、神経圧迫が原因の可能性が高く、多くの場合、危険な病気ではありませんが、生活の質を大きく下げる原因となります。

後頭神経痛は、厚生労働省の「患者調査」などでは独立した病名として統計が取られていませんが、頭痛や神経痛のカテゴリーに含まれます。

近年、デスクワークやスマホ使用の増加により、専門クリニックや治療院を訪れる患者数は増加傾向にあり、正確な患者数は不明ですが、慢性的な頭痛に悩む人は国内で約3,000万人と推計されており、その一部が後頭神経痛と考えられます。

後頭神経痛をそのままにしておくと、痛みが長引き、集中力の低下、不眠やストレスが増えることも少なくありません。また、痛みをかばう姿勢を続けることで、首や肩のこりがさらに悪化し、悪循環に陥ることもあります。

最悪の場合、生活の質が大きく低下し、心身ともに疲労が蓄積してしまいます。ただし、命に関わる病気ではありません。

後頭神経痛の原因

開院以来、当院には後頭神経痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、後頭神経痛の原因はひとつではないということです。

後頭神経痛を引き起こす原因として次のものが挙げられます。

• 姿勢の悪さと肩こり（猫背、ストレートネック）
• 寝具（枕やマットレス）の不適切さ
• 精神的なストレス
• 寝具（枕やマットレス）の不適切さ
• 気圧の変化や天候の影響
• 帯状疱疹などのウイルス性疾患

後頭神経痛は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされています。

複数の原因が積み重なり、体本来の回復力が追いつかなくなったときに、後頭神経痛という症状が発生しやすくなります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

これまで改善しなかったとしても諦める必要はありません。後頭神経痛は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

後頭神経痛の対応として、次のようなものが一般的です。

鎮痛剤や消炎鎮痛剤

一時的に痛みは和らぐが、根本的な解決にはならないことが多い。長期服用による副作用のリスクもある

神経痛に効く薬

効果には個人差があり、副作用（眠気やだるさなど）が出ることもある

神経ブロック注射

一時的に痛みが和らぐが、繰り返し受ける必要がある場合も。まれに注射部位の痛みや合併症が起こる

リハビリやマッサージ

効果は一時的で、根本的な原因を解決できないこともある

後頭神経痛改善をするために

まずはあなたの後頭神経痛の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、後頭神経痛の改善だけにとどまらず全身の問題と捉え、体本来の回復する力である自然治癒力を最大限引き出す施術を行います。

当院の特徴

熟練した院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

どこへ行けば良いか分からないといった方、これまで色々な治療で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

後頭神経痛のQ＆A

後頭神経痛は自然に治りますか？

1週間ほどで自然に治ることが多いですが、症状が続く場合は早めに受診をおすすめします。

後頭神経痛の人がやってはいけないことはありますか？

首や肩を急に動かす、無理なマッサージや温めは痛みを悪化させることがあるので控えましょう。

どの診療科を受診すればよいですか？

脳神経外科や脳神経内科が専門ですが、近くにない場合は内科やかかりつけ医でも相談できます。その上で改善が見られない場合には整体やカイロプラクティックが選択肢になります。

鎮痛剤が効かない場合はどうすればよいですか？

神経痛に特化した薬や鍼灸、カイロプラクティックなど他の治療法も検討できます。

鍼灸やマッサージは効果がありますか？

筋肉の緊張をピンポイントで緩める効果が期待でき、多くの方で症状の改善が見られます。

枕やマットレスを変えると痛みが和らぎますか？

寝姿勢が改善されることで、首や肩への負担が減り、痛みが和らぐことがあります。

ストレスと痛みの関係はありますか？

ストレスで筋肉が緊張しやすくなり、神経痛の原因や悪化要因となります。

帯状疱疹と区別するにはどうすればよいですか？

皮膚に発疹や水ぶくれが出たら帯状疱疹の可能性があるので、皮膚科を受診してください。

仕事や家事に支障が出ないようにするにはどうすればよいですか？

姿勢を正し、こまめに休憩をとる、ストレッチやマッサージを取り入れることが有効です。

手術が必要なことはありますか？

後頭神経痛で手術が必要になることはほとんどなく、保存的治療が基本です。

後頭神経痛で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックと後頭神経痛は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

後頭神経痛早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。