
院長:真崎お気軽にご相談ください!
まさきカイロプラクティック両国整体院の真崎です。お尻から足にかけての鋭い痛みやしびれが続くと、少しでも楽になりたくて、歩いてみたり温めてみたりストレッチをしてみたり、いろいろ試したくなりますよね。でも、その「何とかしよう」と頑張る気持ちが強いほど、残念ながら逆に悪化させてしまうケースも少なくありません。




辛いからこそあれこれ試したくなる気持ちを大事にしつつ、悪化させる行動と助けになる行動を一緒に整理していきましょう
坐骨神経の症状については坐骨神経痛のページにも詳しくまとめていますので、あわせて参考にしてみてください。
強い痛みやしびれが続くと、じっとしているのが一番つらいですよね。このままだと仕事も家事もできなくなるんじゃないか、と不安も重なって、「とにかく何かしなきゃ」という気持ちがどんどん大きくなっていきます。その結果、ネットやSNSで見つけた体操や、誰かから聞いた方法を片っ端から試してしまう方が本当に多いんです。
その気持ちは、臨床の場にいると痛いほど分かります。実際、「良さそうだと思って歩く距離を一気に増やしたら、翌日から立てないくらい悪化してしまった」「ストレッチ動画を真面目に続けたのに、しびれが強くなってしまった」という相談もたくさん届きます。頑張り屋さんほど、無理をしてしまっている印象があります。
ここで大事なのは、「頑張ること」と「体にとってプラスになること」は必ずしも同じではない、という視点です。特に坐骨神経まわりのトラブルは、神経や椎間板、筋肉などが複雑に関係しているため、同じ行動でも人によって結果がまったく違ってしまうことがあります。そのため、まずは「自分の状態」に合っているかどうかを見極めることが欠かせないのです。
坐骨神経の症状は、大きく分けると神経の根元で炎症を起こしているタイプと、筋肉のこわばりや血行不良が中心になっているタイプがあります。前者はちょっと動いただけでも電気が走るような痛みが出やすく、後者はじっとしている時間が長いほど重だるさやしびれが強くなる傾向があります。同じ「歩く」「温める」「ストレッチをする」でも、このタイプによって受け取り方がガラッと変わるのです。
例えば、炎症が強い時期に長時間のウォーキングを頑張ってしまうと、擦れや負荷でさらに炎症が悪化してしまうことがあります。逆に、筋肉のこわばりがメインの人が怖がってまったく動かないでいると、血流が滞ってどんどん硬くなってしまうこともあります。つまり、「誰かにとって正解だった方法」が、そのまま自分の正解になるとは限らないということです。
だからこそ、闇雲にあれもこれもと試すのではなく、「今の自分の状態にとってこれはどうなのか」と一度立ち止まって考える視点がとても重要になります。そのお手伝いをするのが、ぼくたち治療家の役割でもあると感じています。
ここからは、辛さゆえにやってしまいがちだけれど、実は悪化の原因になりやすい行動についてお話しします。心当たりのある項目があったら、「ダメだ」と自分を責めるのではなく、「ここから変えていけばいいんだ」と思って読み進めてみてください。
一番多いのが、「歩いた方がいいと聞いたから」と、急に歩く距離や時間を増やしてしまうパターンです。最初は痛みをこらえながらでも歩いていると、だんだん気持ちが乗ってきて、「せっかくだしもう少し頑張ろう」となってしまうことがよくあります。運動習慣があった方ほど、この「もうひと踏ん張り」をしやすい傾向があります。
ただ、神経に炎症が残っている段階で長時間のウォーキングやランニングをすると、いったんは動けてしまっても、数時間後や翌日に痛みが爆発することが少なくありません。その結果、「やっぱり動かない方がいいんだ」と極端に怖くなってしまい、今度は必要な動きまで避けるようになってしまう方もいます。こうした振れ幅の大きい行動パターンは、結果的に回復を遠回りさせがちです。
次によく見られるのが、痛みを感じるほどの強いストレッチや自己流マッサージです。「痛いところをしっかり伸ばした方が良さそう」と感じるのは、とても自然な発想だと思います。お風呂上がりなどに気合を入れてグイグイ伸ばしてしまう方も多いのではないでしょうか。
ところが、坐骨神経の通り道に近い部分を強く伸ばしたり押したりすると、神経そのものや周りの組織を過度に刺激してしまうことがあります。一時的にスッキリしたような感じがあっても、少し時間が経ってからしびれが強まってくることもよくあります。「これくらいなら大丈夫」と思うラインが、人によっても、その日のコンディションによっても変わるため、自己判断だけでエスカレートさせてしまうのは非常にリスクが高いのです。
反対に、「動くと怖いから」と、できるだけ動かないようにしてしまう方もいます。デスクワークで一度座ったら何時間も同じ姿勢のまま、休日もソファからほとんど動かない、といった生活スタイルですね。確かに動き出しの痛みは減るかもしれませんが、その間ずっと腰やお尻に負担がかかり続けています。
特に柔らかいソファや座面の低いイスは、骨盤が後ろに倒れた姿勢になりやすく、神経の通り道を狭めてしまいます。「動かない方が安全」と思って続けていたことが、じわじわと悪化の種になっていることも少なくありません。このタイプの方は、少しずつ安全な動き方を取り戻していくステップが大切になります。
ここまで読んで、「じゃあ結局どうしたらいいの」と感じているかもしれません。そこでこの章では、細かいテクニックの前に押さえておきたい考え方をお伝えします。ここがぶれてしまうと、どうしても「あれもダメ、これもダメ」で行き詰まってしまうからです。
一つの目安として大事にしてほしいのが、「やった直後と少し時間が経ってから、痛みやしびれがどう変化したか」を観察することです。その瞬間だけ気持ちよくても、しばらくしてから明らかに悪化するようなら、今の段階ではその方法は合っていない可能性が高いと考えてください。
逆に、「やった直後に少し楽になって、その後も大きなぶり返しがない」のであれば、そのセルフケアは今のあなたにとってプラスになっている可能性があります。ここで大事なのは、「痛みゼロ」になることだけをゴールにしないことです。昨日より少しマシ、前より長く座っていられるようになった、など小さな変化を拾っていくことで、自分にとっての適量や適度な負荷が見えてきます。
もう一つ意識してほしいのは、あれもこれも一度に変えすぎない、ということです。人間の体は、環境の変化が大きくなるほどストレスを感じやすくなります。例えば、「歩く距離を増やす」「ストレッチを増やす」「筋トレも始める」と一気に頑張りすぎると、どれが良くてどれが負担になっているのか分からなくなってしまいます。
できれば、一つずつ試してみて、その結果を数日単位で観察するイメージを持ってみてください。そうすることで、「これは自分に合う」「これは今は控えた方がいい」といった判断がしやすくなりますし、メンタル面でも余裕が生まれやすくなります。焦る気持ちを抑えるのは簡単ではありませんが、その一歩が結果的に近道になることが多いと感じています。
ここまでいろいろとお話ししましたが、「結局、自分では見分けがつかない部分も多いな」と感じたのではないでしょうか。まさにそこに、専門家の役割があります。検査や問診を通して「どのタイプの症状なのか」「どこに負担が集中しているのか」を見極めていくことで、やっと「あなたに合ったやっていいこと・控えた方がいいこと」がクリアになってきます。
まさきカイロプラクティック両国整体院では、初回の段階で普段の生活スタイルや仕事の内容、これまで試してきたセルフケアなども含めて詳しくお話を伺っています。そのうえで、「これは続けて大丈夫」「これは頻度ややり方を変えた方がいい」「これは今はお休みした方がいい」といった整理を一緒に行っていきます。
坐骨神経まわりの症状は、施術だけでなく日常生活での「やり方の微調整」がとても重要なので、その人に合わせた具体的なアドバイスをセットでお伝えすることを大切にしています例えば、デスクワークの方には椅子や座り方、休憩の入れ方。家事や介護で忙しい方には中腰を減らす工夫や、無理のない動き方。運動習慣のある方には、再開のタイミングや負荷の段階的な上げ方など、それぞれの「現実的な生活」に合わせた内容をお話ししていきます。
ここまで読んでくださったあなたは、おそらく今も痛みやしびれと付き合いながら、どうするのが一番良いのか模索している最中だと思います。辛いからこそ、少しでも早く楽になりたくて、いろいろ試してきたのではないでしょうか。その頑張り自体は決して無駄ではありませんし、むしろ「良くなりたい」という前向きな気持ちの証拠だと感じています。
ただ、その頑張り方の方向性が少しズレてしまうと、結果的に神経を追い込んでしまうことがあります。そうなる前に、あるいは「もしかして逆効果だったかも」と感じたタイミングで、一度専門家の視点を借りてみてください。あなたの体の状態や生活のリズムに合わせた「適切な頑張り方」は、きっと一緒に見つけていけるはずです。
一人で情報を抱え込んで悩み続ける必要はありません。まさきカイロプラクティック両国整体院では、検査から説明、施術、セルフケアの提案まで、院長である真崎が責任を持って対応しています坐骨神経の痛みやしびれでお困りの方は、どうぞ遠慮なく相談してくださいね。一緒に「悪化させないための一歩」と「安心して動ける体」を目指していきましょう。

