お電話、公式LINEでもご予約を承ります

ストレートネックの予防と悪化させないために知っておきたい3つの習慣

本日の予約状況

ストレートネックは「もう仕方ない」とあきらめてしまいがちな症状ですが、日常生活のちょっとした工夫で、悪化を防ぎながら頭痛・肩こり・腕の痺れなどを軽くしていくことは十分に可能です。

そのカギになるのが、首だけでなく「姿勢・環境・習慣」をトータルで見直す予防です。

目次

ストレートネックと頭痛・肩こり・腕の痺れの関係

ストレートネックとは、本来ゆるやかなカーブを描いているはずの首の骨(頚椎)が、まっすぐに近い状態になってしまった首の姿勢のことです。 首のカーブが失われると、頭の重さを筋肉だけで支える時間が増え、首・肩まわりの筋肉が常に緊張し続けるため、慢性的なこりや張りに繋がります。

その結果として起こりやすいのが、首の付け根から頭にかけての緊張型頭痛、肩こり、肩甲骨まわりの重だるさ、さらには腕や手のしびれです。 特にデスクワークやスマホ操作で長時間うつむき姿勢が続くと、首の前側・後ろ側の筋肉や神経・血管に負担がかかり、しびれやだるさが出やすくなります。

ストレートネックを予防する具体的な方法

デスクワーク中の姿勢と環境調整

ストレートネックの大きな原因のひとつが「長時間のうつむき姿勢」です。 そのため、まず見直したいのが仕事中の環境と姿勢です。

  • モニターの上端が目線と同じか、やや下にくる高さに調整する
  • 椅子に深く腰掛け、背もたれに背中と骨盤を軽く預ける
  • 肘は90度前後、足裏はしっかり床につける(足が浮く場合は足置きを使う)

この基本ができるだけで、首だけにかかっていた負担を「背中や骨盤」に分散できるようになり、ストレートネックが進行しにくくなります。 仕事に集中しているとどうしても前のめりになってしまうので、「1時間に1回は画面から目を離して立ち上がる」というルールを決めると予防効果が高まります。

毎日できる簡単ストレッチ・エクササイズ

姿勢を整えるだけでなく、「固まってしまった筋肉をほぐすこと」も予防には欠かせません。 デスクワークの合間や寝る前に、次のような簡単なストレッチを取り入れてみてください。

  • 首の前側ストレッチ
  • 背筋を伸ばして座り、あごを軽く引いた状態から、ゆっくりと天井を見るように首を後ろに倒します。
  • 首の前側が心地よく伸びるところで10?15秒キープ×3回。
  • 首の後ろ・肩まわりストレッチ
  • あごを軽く引き、片方の手で反対側の頭を持ち、斜め前に倒すようにして首筋を伸ばします。
  • 痛みが出ない範囲で左右各10?15秒×3回。
  • 肩甲骨のエクササイズ
  • 背筋を伸ばして椅子に座り、両肩を耳に近づけるようにすくめてから、後ろに回しながらストンと落とす。
  • これを10回×2セット。

ポイントは、「痛いところを無理に伸ばさない」「呼吸を止めず、ゆっくり行う」ことです。 1日数分の積み重ねでも、数週間~数ヶ月続けることで、首・肩まわりの緊張が徐々に抜けやすくなります。

就寝時の枕・寝姿勢の工夫

予防というと「日中の姿勢」に目が行きがちですが、実は「寝ている時間の首の状態」もとても重要です。 合わない枕を使っていると、首の筋肉が一晩中緊張し続け、朝起きた瞬間から首・肩がつらい状態になりやすくなります。

  • 仰向けで寝たとき、あごが上がりすぎず、軽く引ける程度の高さ
  • 首の後ろのカーブ(すき間)をやさしく支え、後頭部は少し沈むくらいの硬さ
  • 横向きのときに、首から背骨までがまっすぐ一直線になる高さ

市販の「ストレートネック用」枕を使うのも一つの方法ですが、大切なのは「自分の首で試して朝の状態をチェックすること」です。 朝起きたときに首・肩がラクかどうかを基準に、数日~1週間かけて微調整していくと、自分に合う枕が見つかりやすくなります。

継続するためのコツと注意点

予防の効果は、「やる内容」よりも「どれだけ続けられるか」で決まります。 最初から完璧を目指すのではなく、次のようにハードルを下げることが大切です。

  • まずは「1日1回・1種類のストレッチ」から始める
  • 歯磨きのあと・お風呂上がりなど、既にある習慣にくっつけて行う
  • スマホのアラームや付箋で「首を伸ばす」「姿勢を整える」を思い出す仕組みを作る

もしストレッチ中に鋭い痛みやしびれが強くなる場合は、無理をせず中止し、専門家に相談してください。 症状が強いときは、「自分だけでなんとかしよう」と頑張りすぎないことも、予防の一部です。

やってはいけないNG行動

ストレートネックを何とかしようとして、かえって悪化させてしまうケースも少なくありません。 次のような行動には注意が必要です。

  • 首だけをぐいぐい強く反らす・ひねる自己流ストレッチ
  • 「ポキッ」と音を鳴らすことを目的にした首のセルフ矯正
  • スマホを胸より下の位置で長時間操作し続ける
  • 痛みがあるのに我慢して重い荷物を片側の肩だけで持つ

これらは一時的にスッキリした感覚があっても、筋肉や靭帯、関節・神経への負担が大きく、頭痛やしびれを悪化させるリスクがあります。 特に、首の骨は神経が多く通っているため、強い力を加える自己流の矯正はおすすめできません。

日常生活でできる予防・改善ワンポイント

仕事環境の整え方(在宅・オフィス共通)

在宅勤務・オフィス勤務に関わらず、「同じ姿勢を続けない」ことがストレートネック予防の基本です。

  • 30~60分に一度は立ち上がり、首・肩・背中を軽く動かす
  • ノートPCを使う場合は、台で高さを上げて、外付けキーボードを使う
  • 電話は肩と耳で挟まず、ヘッドセットやスピーカーフォンを活用する

これだけでも、首にかかる負担は大きく変わります。 「仕事を中断してはいけない」と思いがちですが、数十秒のリセットタイムが結果的に集中力アップにもつながります。

習慣化のコツ

新しいことを続けるコツは、「気合いではなく仕組み」で続けることです。[5]

  • 毎日同じ時間にストレッチする(例:寝る前5分)
  • 家族と一緒にやる、スマホでカレンダーにチェックをつける
  • 無理な日は「首をゆっくり回すだけ」でもOKと決めておく

「100点を目指さず、50点でいいから続ける」という発想に切り替えると、予防がぐっと現実的になります。

補助的な方法(運動・呼吸法など)

首そのものだけでなく、全身の血流や自律神経のバランスを整えることも、ストレートネックの予防に役立ちます。

  • 1日20~30分程度のウォーキング
  • 深い腹式呼吸で肩の力を抜く練習
  • 可能であれば、週に1~2回の軽い全身ストレッチやヨガ

こうした習慣は、首・肩まわりだけでなく、睡眠の質や疲労感の軽減にもつながり、結果的に「首に負担をかけない生活」を後押ししてくれます。

ストレートネック予防は「小さな積み重ね」と「継続」が鍵

ストレートネックは、一晩で悪くなったわけではありません。 同じように、予防も「今日から少しずつ積み重ねる」ことで、数ヶ月後・数年後の首の状態が変わってきます。

  • デスクワーク中の姿勢を整える
  • 1日数分のストレッチを続ける
  • 自分に合った枕と寝姿勢を見直す

この3つを「完璧ではなく、できる範囲で」続けることが、頭痛・肩こり・腕の痺れを軽くし、将来の不調を予防するいちばん現実的な方法です。

墨田区・両国周辺でも、ストレートネックによる不調で悩んでいる方はとても多く、「もっと早く相談すればよかった」という声をよく耳にします。 枕を変えても、姿勢を意識してもなかなか良くならない場合は、一度首や背骨の状態を専門的にチェックすることをおすすめします。

当院では「自分でできること」と「専門家に任せる部分」を上手に分けながら、無理なく予防に取り組んでいただきたいと考えています。

院長:真崎

一人で抱え込まず、「この状態はどうしたらいいだろう?」と感じたタイミングで、ぜひ気軽に相談してください

まさきカイロプラクティック両国整体院では、一人ひとりの症状や生活習慣に合わせたアプローチで、ストレートネックの根本的な改善を目指します。


院長:真崎

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
東京都墨田区緑2-17-6 阿部ビル102
電話番号
03-6808-9975
定休日
月曜・日曜・祝日
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次