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肋間神経痛で胸が痛いは本当?!

本日の予約状況

先日お電話で、「胸が痛い…」とお問い合わせをいただきました。

お話を伺って見ると、総合病院や整形外科などで検査を受けましたが「異常なし」と診断されたとのことです。

それでも不安が残るようで、心電図やMRI、レントゲンにCTなどいろいろな検査を受けたそうですが、痛みはあるのに「異常なし」とのことでした。

痛み止めを処方され、約一週間ほど経過観察したものの痛みは和らがない。

お問い合わせいただいた当日にも、不安になり再検査をお願いしたそうですが、やはり「異常なし」で再度痛み止めを処方されたそうです。

診断結果は「肋間神経痛」原因は過度のストレスと言われたそうです。

目次

胸の痛みと肋間神経痛の関係

肋間神経痛は、背骨から出て肋骨の間を通り胸部前面まで走る肋間神経が刺激や圧迫を受けることで発生する痛みです

この痛みは非常に鋭く、電気が走るようなピリピリとした感覚や針で刺されたような痛みとして感じられます。特徴的なのは、痛む場所や範囲がはっきりしており、肋骨に沿って帯状に痛みが走ることです。

肋間神経痛の痛みは呼吸によって変化するのが特徴的です。息を吸うときには肋骨が動くため、肋間神経が刺激されて痛みが増す場合があります。

また、くしゃみや咳、体の動きによっても痛みが増強します。これが「呼吸をすると胸が痛む」という典型的な症状につながります。

肋間神経痛は片側に現れることが多く、両側で同時に起こることは稀です。また、痛みが長期化すると夜間の睡眠が妨げられ、日常生活にも支障をきたすことがあります。

なぜ整形外科では異常なしと診断されるのか?

肋間神経痛は、レントゲンやCT、MRIなどの画像検査では異常が見つからないことが多いのが特徴です。

これは、肋間神経痛の多くが筋肉の緊張や姿勢の悪さ、ストレスによる自律神経の乱れなど、画像に映らない要因によって引き起こされるためです。

医療機関での検査では主に以下のことを確認します

心臓や肺などの内臓疾患の有無

脊椎や肋骨の骨折や変形の有無

腫瘍などの異常な病変

これらに異常がなければ「異常なし」と診断されますが、それは命に関わる重大な疾患がないという意味であり、痛みがないという意味ではありません。

実際、レントゲンなどの検査で異常なしとされる原発性肋間神経痛は、肋骨周辺の筋緊張が症状の引き金になっていることが多いのです

硬くなった筋肉によって肋間神経が圧迫され、痛みやしびれが起きる状態は、通常の医療画像では捉えきれないことが多いため「異常なし」という診断になりがちです。

なぜ痛み止めが効かないのか?

肋間神経痛に対して処方される一般的な痛み止めが効かないケースは少なくありません。その理由はいくつかあります。

神経性の痛みであること

肋間神経痛は神経障害性疼痛に分類されることがあり、通常の消炎鎮痛薬では効果が限定的です。

神経の痛みには神経障害性疼痛治療薬が必要な場合がありますが、初期段階では一般的な鎮痛剤が処方されることが多いです。

原因が解消されていないこと

痛み止めは症状を一時的に抑えるものであり、根本的な原因を解決するものではありません。

姿勢の悪さや筋肉の緊張、自律神経の乱れなどが継続していれば、薬の効果が切れると再び痛みが現れます。

痛みの慢性化

長期間痛みが続くと、痛みを感じる神経が過敏になり、通常なら痛みを感じない刺激でも痛みとして感じるようになります。

この状態では、一般的な痛み止めの効果が得られにくくなります。

複合的な要因

肋間神経痛は単一の原因ではなく、姿勢、筋肉のバランス、骨格の歪み、ストレスなど複数の要因が絡み合っていることが多いため、薬物療法だけでは対応しきれないことがあります。

痛みが慢性化してしまうと、病気などの原因が改善されたとしても、痛みを完全に取り除くことが難しくなることがあります。そのため、早期からの適切なアプローチが重要です。

当院でお手伝いできること

当院では、肋間神経痛の主な原因は肋骨間の神経圧迫だと考えています。この圧迫を解消するために、以下のようなアプローチを行っています。

姿勢矯正による神経圧迫の解消

普段から猫背のような姿勢で日常生活を送っていると、常に胸付近が圧迫され、それだけでもカラダには相当なストレスになっています。

また、胃腸が弱っていたり内臓などに負担が掛かっているとお腹をかばうような姿勢になりがちです。

当院では骨格矯正(骨盤矯正)や各種手技を組み合わせて、身体のバランスを整えることで肋間神経への刺激を減らします

姿勢を矯正することで肋骨間に適切な空間が生まれ、神経圧迫を軽減することができます。

呼吸機能の改善

人間は呼吸時に肺を膨らませたり、萎ませたりしますが、同時に肋骨も肺に合わせて動いています。

圧迫があれば肋骨間の神経が刺激され、痛みを感じたり、呼吸が浅くなってしまうことで痛みをより強く感じることがあります。

当院では、深い呼吸ができる姿勢づくりをサポートし、呼吸機能の改善を通じて肋間神経痛の緩和を目指します

筋肉の緊張緩和

硬くなった筋肉が肋間神経を圧迫している場合、その筋肉の緊張を緩和することで痛みを軽減できます。

当院では、トリガーポイント療法、ストレッチなどの手技を用いて、胸周りや背中の筋肉の緊張を緩和します。

自宅でのケア指導

症状改善後の再発予防のため、自宅でできるストレッチやエクササイズ、姿勢の改善方法などをお伝えします。

日常生活の中で姿勢に注意し、深い呼吸ができる姿勢を維持することが、肋間神経痛の予防と改善に重要だと考えています。

院長:真崎

痛みに悩まされている方は、ぜひ一度ご相談ください

まさきカイロプラクティックオフィスでは、一人ひとりの症状や生活習慣に合わせたアプローチで、肋間神経痛の根本的な改善を目指します。


院長:真崎

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