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四十肩は筋トレで再発を防げる?肩を守るインナーマッスルの鍛え方

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肩の痛みがようやく落ち着いてきた…そう感じたとき、次に頭をよぎるのは「また同じ痛みが戻ってくるんじゃないか」という不安ではないでしょうか。実は、四十肩は一度症状が治まっても、正しいケアを続けなければ再発や反対側の肩への発症も起こりえます。

痛みが消えた後をどう過ごすかで、肩の未来が大きく変わります。この記事では、再発を防ぐために筋トレがどう役立つのか、何をどんな順番で取り組めばいいのかを、施術経験を踏まえながらわかりやすくお伝えします。

院長:真崎

四十肩が回復したあとに「何もしない」でいる方が本当に多いのですが、それが再発の一番の要因だと感じています。痛みが取れてからが、むしろ大切なスタート地点です

目次

四十肩はなぜ再発するのか

四十肩が回復した後も、肩関節を支える筋肉が弱まったままの状態が続いていると、日常の何気ない動作がきっかけで再び炎症を起こすことがあります。痛みが消えたからといって、肩の状態が完全に戻ったわけではないのです。

四十肩の多くは、肩関節周囲の組織に慢性的な負荷がかかり続けた結果として起こります。猫背や巻き肩など、長年染みついた姿勢のクセが肩への負担を増やし続けていることが、再発の温床になっています。治療を受けて痛みが引いても、姿勢の問題や筋力バランスの崩れが残っている限り、同じ状況に戻りやすくなります。

また、四十肩は回復後に反対側の肩に発症するケースも少なくありません。「右肩が治ったと思ったら、今度は左肩が…」という声も当院では度々耳にします。片側だけの問題として終わらせず、両肩のケアとして考えることが大切です。

再発しやすい人の共通点

これまでの施術経験から、再発しやすい方にはいくつかの共通点がある印象です。まず、デスクワークが長く、日中ほとんど肩を動かす機会がない方が挙げられます。次に、痛みが取れた段階でケアをやめてしまい、その後は何もしていないという方もよく見受けられます。

さらに、日常的な運動習慣がなく、体全体の筋力が低下している方も注意が必要です。加齢とともに筋肉量は自然と減っていくため、意識的に動かす習慣がないと、あっという間に肩まわりの支える力が落ちていきます。「痛みが出てから対処する」ではなく、「痛みが出ないように整えておく」という発想の転換が、再発防止のカギになります。

筋トレは四十肩の再発防止に本当に効くのか

「四十肩に筋トレ?かえって悪化しそう」と思う方もいるかもしれません。確かに、急性期や炎症が強い時期に無理に動かすことは禁物です。しかし、症状が落ち着いた回復期以降であれば、適切な筋トレは四十肩の再発防止に非常に有効です

肩関節を安定させているのは、ローテーターカフとも呼ばれるインナーマッスル(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)です。これらの筋肉が正常に機能していると、腕を動かすたびに肩関節がぶれることなく、適切な位置に保たれます。逆に弱くなると、日常のちょっとした動作でも関節に余分な負担がかかりやすくなるのです。

筋トレといっても、ジムで重いバーベルを持つようなものではありません。インナーマッスルは地味で小さな動きでも十分に鍛えられますし、むしろ「軽負荷・丁寧な動き」のほうが効果的です。今の状態で何ができるかを確認しながら、無理なく取り組んでいきましょう。

アウターマッスルだけ鍛えると逆効果になることも

肩まわりを鍛えようと腕立て伏せや重いダンベルトレーニングばかりに取り組む方がいますが、これが思わぬ落とし穴になることがあります。アウターマッスル(三角筋や大胸筋など)だけが発達して、インナーマッスルとのバランスが崩れると、かえって肩関節への負担が増すことがあるのです。

インナーとアウターのバランスを意識した筋トレが、再発防止の核心です。どちらか一方を鍛えればいいわけではなく、全体の協調性を高めることが肩を守ることにつながります。

再発を防ぐ筋トレの具体的な方法

ここからは、回復期以降に取り組みやすい筋トレの方向性をご紹介します。強い痛みがある場合や、症状が不安定な場合は必ず専門家に相談した上で行ってください。

ステップ1:肩甲骨まわりをほぐして動かせるようにする

筋トレの前段階として、肩甲骨の動きを取り戻すことが大切です。四十肩を経験した方の多くは、肩甲骨が胸郭に張り付いたように固まっていることがあります。肩甲骨が自由に動かないまま腕だけを動かしていると、肩関節への集中した負担は変わらないからです。

座った状態で両肩をゆっくりと後ろに回したり、肩甲骨を内側に引き寄せるような動作を、呼吸に合わせて繰り返します。「痛みを感じない範囲でゆっくりと」が基本です。このような準備運動を習慣にすることで、次のトレーニングの効果も高まりやすくなります。

ステップ2:インナーマッスルを活性化する

肩のインナーマッスルを鍛える代表的な方法として、チューブやタオルを使った外旋・内旋運動があります。横に寝た状態で、腕を体側につけたまま前腕だけを天井に向けてゆっくり持ち上げる動作(外旋運動)は、棘下筋や小円筋に直接アプローチできます。

最初は自重のみ、もしくは非常に軽い抵抗から始めることが重要です。インナーマッスルは鍛えるまでに時間がかかりますが、地道に続けることで肩の安定感が確実に変わってきます。左右ともに行い、左右差を意識することもポイントです。

ステップ3:肩甲骨と体幹を連動させる

肩の安定は、肩だけの問題ではありません。体幹(胴体)や背骨のバランスが整ってこそ、肩甲骨は正しい位置を保てます。猫背のまま肩だけを鍛えても、根本的な解決には至らないことが多いのです。

壁に背を当てて立ち、肩甲骨を壁に軽く引きつけるような姿勢を保つ練習や、タオルを頭の後ろで持って肩甲骨を引き寄せるような動作も、日常の中で取り入れやすい方法です。「体の中心から肩を整える」という意識が、再発防止には欠かせない視点です。

自分でケアできないと感じたら

セルフケアで変化を感じられない場合や、痛みが再び強くなってきた場合は、早めに専門家に診てもらうことをおすすめします。四十肩の再発は、単に肩だけの問題ではなく、姿勢や日常の体の使い方、場合によっては他の関節の状態まで影響していることがあるからです。

当院では、初回に約30種類の検査を行い、再発の背景にある原因を丁寧に特定していきます。「また痛くなってしまった」という方も、「今のうちに予防しておきたい」という方も、ぜひ遠慮なくご相談ください。肩の状態に合わせた施術と、その方に合ったセルフケアの提案まで一緒に考えていきます。

肩の痛みというのは、ある日突然やってくるように見えて、実は長い時間をかけて積み重なった負担が引き金になっていることがほとんどです。痛みが消えた後も体のことを気にかけ続けることが、結果的に「またあの辛さに戻る」という事態を防ぐ一番の近道だと、20年以上の施術経験を通じて実感しています。

院長 真崎慎之介


院長:真崎

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