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自律神経の乱れによる息苦しさを呼吸から改善するコツ

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なんとなく息苦しい、眠りが浅い、常に緊張している気がする。そんな状態が続いていて、自分のからだが「自律神経の乱れ」によって悲鳴をあげているのではないかと不安になっていませんか?

最近は呼吸を整えることで心身のバランスを取り戻す方法が注目されており、「自律神経」と「呼吸」をキーワードに情報を探している方も増えています。その一方で、どの情報が自分に合っているのか、何から始めれば良いのか分からず、結局何も変わらないまま毎日をやり過ごしてしまっているというお声もよくうかがいます。

もしあなたが自宅や職場で簡単に取り入れられる呼吸法や、自律神経を整える具体的なセルフケアの方法を知りたいと感じているなら、今回ご紹介する内容はきっとお役に立てるはずです。詳しい原因や整体でのアプローチについては自律神経の不調のページでも解説していますので、あわせてご覧いただければと思います。

院長:真崎

長年、自律神経の乱れでお悩みの方と向き合う中で、「呼吸」を整えることは思っている以上に大きな力を持つと感じています。その経験からお話しします

目次

自律神経が乱れると呼吸はどう変わるのか

ここではまず、自律神経と呼吸がどのようにつながっているのかをイメージしやすいようにお伝えしていきます。呼吸法だけを真似しても、なぜそれが大切なのかを理解していないと、どうしても継続が難しくなってしまうからです。

自律神経は、意識しなくても心臓を動かしたり、体温を調整したり、内臓を働かせたりしてくれている神経のネットワークです。交感神経と副交感神経という二つの働きがあり、前者はからだを活動モードに、後者は休息モードに切り替えるスイッチのような役割を担っています。

仕事や人間関係のストレスが続くと、交感神経のスイッチが入りっぱなしになり、常に軽く緊張したような状態が続きます。その結果、筋肉がこわばり、心拍数や血圧も上がりやすくなり、呼吸も浅く速くなる傾向が強まります。

呼吸が浅くなると十分な酸素を取り込めなくなるだけでなく、胸や首の周りの筋肉が過剰に緊張し、肩こりや頭痛、動悸、のどのつかえなどの症状を引き起こしやすくなります。検査では異常が見つからないのに、苦しさだけが続くという方も少なくありません。

逆に、ゆったりとした深い呼吸を意識して行うと、副交感神経が働きやすくなり、からだが少しずつリラックスモードに切り替わっていきます。つまり、呼吸は自律神経の状態を「映し出す鏡」であると同時に、「整えるための入り口」でもあるのです。

胸で息をするか、お腹で息をするかの違い

自律神経の乱れと関係が深いのが、胸で行う呼吸とお腹を使った呼吸の違いです。緊張しているとき、多くの方は無意識のうちに胸だけが小刻みに動くような浅い呼吸になっています。

胸での呼吸が中心になると、首や肩まわりの筋肉が過剰に使われるため、慢性的な肩こりや首こり、頭痛が続きやすくなります。また、肺の下にある横隔膜が十分に動かないことで、内臓の血流も滞りやすくなります。

一方、お腹を膨らませたりへこませたりしながら行う腹式の呼吸では、横隔膜が大きく上下に動きます。この動きが内臓をやさしくマッサージするように刺激し、自律神経の中でもリラックスに関わる部分に働きかけてくれます。

普段から胸の前だけで呼吸をしている感覚がある方は、からだに備わっている本来の呼吸の機能を十分に使えていない可能性があります。まずは自分の呼吸がどちらに偏っているのかを、ゆっくり観察してみることから始めてみましょう。

ストレスと呼吸の悪循環を断ち切ることが大切です

ストレスがかかると呼吸が浅くなり、浅い呼吸が続くことでさらに自律神経が乱れやすくなる。この悪循環にいつの間にか巻き込まれている方がとても多いと感じます。この悪循環を断ち切るためには、生活習慣を一度にすべて変えようとする必要はありません。まずは、1日の中でほんの数分間だけでも、呼吸に意識を向ける時間をつくることが第一歩になります。

短い時間であっても、ていねいにからだの感覚と呼吸のリズムを味わうことができれば、自律神経のバランスは少しずつ変化していきます。積み重ねが大切ですが、そのためのハードルはできるだけ低くしておくことがポイントです。

自律神経を落ち着かせる基本の呼吸法

ここからは、日常生活の中で取り入れやすい具体的な呼吸の方法をご紹介していきます。難しいテクニックではなく、忙しい方でも続けやすいものを厳選してお伝えしますので、自分のペースで試しながら取り入れてみてください。

なお、どの方法にも共通する大切なポイントは、無理をせず心地よく続けられる範囲で行うということです。苦しくなるまで頑張る必要はまったくありません。

吐く息を少し長めにする呼吸

最初におすすめするのは、息を吐く時間を吸う時間よりも少しだけ長くする呼吸です。難しく考えず、目安として「吸う一に対して吐く二」というくらいのイメージを持っていただければ大丈夫です。

姿勢を楽に整え、鼻から三つ数えながら息を吸い、四〜六つ数えながらゆっくり吐きます。胸だけでなくお腹のふくらみとへこみを感じながら、一度に一分ほど続けてみましょう。不安やイライラを感じたとき、この呼吸をすると心拍や筋肉のこわばりが少しずつ落ち着いてきます。

寝る前におすすめのゆったり呼吸

夜なかなか寝つけないときは、布団の上で仰向けになり、片手を胸、もう一方をお腹に当てて呼吸してみましょう。鼻からゆっくり息を吸ってお腹の手がふわっと上がるのを感じ、吐く息を少し長めにしながら胸の手があまり動かないよう意識します。

考えごとが浮かんできたら、「息が入っている」「息が出ている」という感覚にそっと意識を戻すだけでも、脳と自律神経が落ち着きやすくなります。

仕事の合間にできる短いリセット呼吸

デスクワークの合間や会議前など緊張しやすい場面では、椅子に座って背筋を軽く伸ばし、両手を太ももの上におきます。鼻から四つ数えながら息を吸い、同じ四つ数えながらゆっくり吐く呼吸を一分ほど続けるだけで、頭のざわつきが落ち着き、次の仕事やプレゼンに切り替えやすくなります。

完璧さを求めるより、「短い時間でも呼吸に意識を向ける習慣」をつくることが、自律神経を少しずつ整える近道です。

呼吸を整えるときの注意点と続けるコツ

呼吸の方法そのものよりも大切なのが、無理のないペースで安全に続けていくという視点です。ここでは、実際の患者さんにお伝えしている注意点や、継続のための工夫についてお話しします。

呼吸法は薬のように一度で劇的な変化を起こすものではありませんが、うまく生活に溶け込ませることができれば、長い目で見て心身の安定に大きな影響を与えてくれます。

苦しさやめまいを感じたら中止しましょう

呼吸を意識すると、最初のうちは力が入りすぎてしまう方が少なくありません。その結果、息を吸い込みすぎて頭がふわっとしたり、逆に吐ききれなくなって苦しくなることがあります。

もし少しでも気分の悪さや胸の痛み、強いめまいなどを感じた場合は、その場でいったん中止して、楽な姿勢でふだん通りの呼吸に戻してください。無理に続けようとする必要はありません。

また、もともと呼吸器や心臓の持病がある方は、自己判断で強い負荷をかける呼吸法を行うのではなく、かかりつけの医療機関や専門家に相談しながら進めていくことをおすすめします。

安全に続けるためには、最初から回数や時間を増やしすぎないことが何より大切です。少し物足りない程度の時間から始めて、余裕が出てきたら徐々に伸ばしていくくらいでちょうど良いと考えてください。

生活リズムとセットにすると続けやすくなります

呼吸のトレーニングは、一日のどこで行うかを決めておくことで習慣化しやすくなります。たとえば、起きてすぐ、仕事の始め、昼休みの終わり、寝る前など、すでに決まっている行動とセットにするのがコツです。

「時間が空いたときにやろう」と考えていると、忙しいときほど後回しになってしまいがちです。意識的に自分のための短い休憩をスケジュール帳に書き込むような感覚で捉えてみてください。

また、スマートフォンのタイマーやリマインダー機能を活用して、毎日決まった時間にアラームを鳴らすのも良い方法です。きっちりできない日があっても構いません。ゼロの日を減らすことを目標にしていきましょう。

呼吸を整えることは、自分のからだと心の声に耳を傾ける小さな練習でもあります。忙しい日々の中で、自分自身をいたわる時間を意識して作ることが、結果として自律神経の安定につながっていきます。

整体やカイロプラクティックでできるサポート

ご自分で呼吸を整えようとしても、背中や胸まわりが固くてうまく空気が入っていく感覚がつかめないという方も多くいらっしゃいます。その背景には、長年の姿勢の癖や、骨盤や背骨のバランスの乱れが隠れていることがあります。

猫背や反り腰、左右の偏りなどがあると、肋骨や横隔膜の動きが制限され、呼吸が浅くなる方向に引っ張られてしまいます。こうした状態が続くと、自律神経にかかる負担も増えてしまうため、呼吸だけで整えようとしても限界を感じるケースが出てきます。

整体やカイロプラクティックでは、からだ全体のバランスを整え、呼吸が入りやすい姿勢づくりをしていくことで、呼吸のトレーニングがよりスムーズに進むようサポートしていきます。また、自律神経の乱れからくる肩こりや頭痛、腰痛などもあわせてケアすることで、トータルにからだの負担を減らしていくことができます。

自分だけではうまくコントロールできないと感じたときは、専門家の手を借りることも決して遠回りではありませんむしろ、早い段階でからだの土台を整えることで、呼吸のケアの効果も大きく変わってくると実感しています。

当院の考える「呼吸」と「自律神経」

最後に、私がこれまで3万人以上の方と向き合ってきた中で感じている、「呼吸」と「自律神経」に対する考え方を少しお伝えさせてください。単なるテクニックとしての呼吸法ではなく、日常の中でどう活かしていくかが大切だと考えています。

自律神経の不調は、決して心が弱いから起こるものではありません。真面目で、がんばり屋で、周りの期待に応えようとしてきた結果として、からだが精一杯のサインを出してくれている場合がほとんどです。

からだの声を取り戻す一つのきっかけとして

呼吸に意識を向ける時間を持つことは、自分の内側に目を向け直すきっかけになります。忙しい日々の中では、どうしても「やるべきこと」ばかりに意識が向き、自分の感覚や感情が置き去りになってしまいがちです。

そんなとき、「いま、息が浅くなっているな」「胸のあたりが詰まった感じがするな」と気づけるようになるだけでも、からだの限界を少し早めに察知できるようになります。これは、自律神経の不調を長引かせないためにも、とても大切な視点です。

呼吸の練習を通して、からだの小さな変化に気づく力が育ってくると、ストレスとの付き合い方も自然と変わってきます。無理をし過ぎる前に休む、頼る、環境を見直すといった選択が取りやすくなっていくからです。

一人で抱え込まず、いつでも相談してください

ここまでお読みいただき、「自分にもできそうなことがありそうだ」と感じていただけたなら、とてもうれしく思います。それでも、実際にやってみると、うまくいかないことや不安なことが出てくるかもしれません。

そんなときは、一人で解決しようと頑張りすぎる必要はありません。自律神経の乱れは、周りからは理解されにくい症状が多いため、相談する相手が見つからずにつらさを抱え込んでしまう方も少なくないと感じています。

まさきカイロプラクティック両国整体院では、からだのバランスを整える施術はもちろん、日常生活での呼吸の整え方やセルフケアの方法についても、ご本人のペースに合わせてお伝えしています。気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。


院長:真崎

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