
院長:真崎お気軽にご相談ください!

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最近、スマホを見ていて「腕がだるい」「指先がしびれる」「肘のあたりがズーンと重い」と感じたことはありませんか?実はその症状、多くの現代人が抱える 「スマホ腕(スマホエルボー)」 のサインかもしれません。
電車の中でも、ベッドの中でも、1日の中でスマホを触る時間はどんどん長くなっています。便利な一方で、長時間同じ姿勢を続けることが腕や肩、そして首に大きな負担をかけているのです。
今日はカイロプラクティック整体院の視点から、「スマホ操作中に腕が痛い・しびれる原因」と「自宅でできる即効ケア方法」を詳しく紹介します。
腕の痛みやしびれには、複数の要因が関わっています。主な原因を4つに分けて見てみましょう。
長時間スマホを持つ姿勢では、前腕の筋肉(特に指を動かす「前腕屈筋群」)が緊張しっぱなしになります。この状態が続くと筋肉の中を通る神経や血管が圧迫され、痛みやしびれが起こります。
うつむいたままスマホを見る姿勢は、首の後ろの筋肉だけでなく、頚椎(けいつい)に大きな負担をかけます。首の骨の間から腕に伸びる神経が圧迫されると、腕や指先にしびれを感じることがあり、これは「頚椎症性神経根症」「胸郭出口症候群」などでも見られる特徴です。
猫背や巻き肩の姿勢では、胸や肩の筋肉が硬くなり、血流が悪くなります。血流が滞ると筋肉の疲労物質がたまり、腕のだるさや重みを感じやすくなります。
緊張状態が続くと交感神経が優位になり、筋肉もこわばります。心のストレスが体に痛みとして出ることも珍しくありません。
以下のチェックで、自分の状態を軽く確認してみましょう。
セルフチェックで原因の「方向性」をつかむことができます。該当する箇所が多いほど、習慣的な姿勢や使い方のクセが関わっている可能性が高いです。
ここでは、整体の現場でもおすすめしている簡単なケア方法を紹介します。すべて1~2分でできるものばかりです。
背筋を伸ばし、肩を軽く下げる。ゆっくりと頭を横に倒し、首筋を伸ばす。左右それぞれ20~30秒キープ。
→ 首回りの筋肉が緩み、神経の圧迫が和らぎます。
片手を前に伸ばし、手のひらを下に向ける。反対の手で指先を軽く下に引く。前腕の内側が伸びるのを感じながら15秒。
→ 手首や肘の負担を減らす効果があります。
スマホを見るときは「画面を目の高さに上げる」のが基本です。また、1時間に1回はスマホを置いて、肩を後ろにぐるぐる5回回してみましょう。それだけでも血流が回復します。
痛みやこわばりには温熱が効果的です。蒸しタオルを肘や肩に3~5分ほど当てるだけで、筋肉や血管が緩みます。お風呂の中でゆっくり温まるのも◎です。
深呼吸を10回ほど繰り返すだけでも、筋肉の緊張がほぐれます。吐く息を長くするのがポイントです。
次のような場合は、自己判断せず医療機関に相談しましょう。
これらは神経や血管の圧迫、疾患による可能性もあるため、整形外科や神経内科での検査が必要です。
整体院では、単に「痛いところをほぐす」だけではなく、原因を見極めて改善することを重視します。
姿勢や関節の動き、首・肩・腕のバランスを確認。
首や肩甲骨まわり、腕の筋肉をやさしくゆるめ、血流と神経の通りを整える。
正しいスマホ姿勢や日常動作の改善を一緒に学ぶ。
定期的なケアで、筋肉の負担を減らしながら再発防止につなげます。
スマホはもはや生活の一部ですが、使い方次第で体に負担をかけることもあります。
痛みやしびれは「体のSOSサイン」です。気づいたら早めに対処し、習慣を少し変えるだけでも、ずっと楽に過ごせるようになります。
もしセルフケアで改善しない場合は、無理せず専門家に相談してください。あなたの体は、きちんとケアすれば必ず応えてくれます。


一人で抱え込まず、ぜひ気軽に相談してください
まさきカイロプラクティック両国整体院では、一人ひとりの症状や生活習慣に合わせたアプローチで、肩こりや腕の痛み、痺れの根本的な改善を目指します。